Ormandy & Philadelphia CD化アルバムあれこれ その12013年08月30日 06時00分

既にオーマンディ掲示板に書き込んだ内容ですが、備忘録ということで・・・

RCAステレオ録音によるチャイコフスキー交響曲全集がこんな形で実現するとは・・・

「ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット/88.2KHzリマスタリング」

というのが気になりますね。音質向上が期待出来ると良いのですが・・・

Eugene Ormandy Conducts Tchaikovsky
CD/SONY CLASSICAL/8888373716-2
Sony Classical Masters 12CD(2013/10/15 発売予定)

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オーマンディ&フィラデルフィアといえばチャイコフスキー!その最も得意とするレパートリーをRCAとSony Classicalへの録音で網羅したのがこの12枚組のボックスです。

オーマンディはこれらの作品のほとんどを複数回セッション録音していますが、ここでは基本的に両レーベルに残された最後の録音が選ばれているため、交響曲6曲とマンフレッド、三大バレエを含む主要管弦楽曲はRCA、協奏曲的作品についてはSony Classicalの録音が採用されています(例外あり)。

交響曲第1番~第3番、三大バレエのハイライトなど、過去に日本でのみCD化されていた音源や、ロシアの音楽学者ボガティレフが1956年に補筆完成させた秘曲「交響曲第7番」の西側初録音も収録。

分厚く鳴らした弦楽パートを土台に、名手ぞろいの木管・金管が彩りを添えてゆくオーマンディ時代の「フィラデルフィア・サウンド」の最上の姿がここにあります。

ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット/88.2KHzリマスタリングを行い、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現しています。なお、このセットにはブックレットは付いておりません。
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収録予定曲は下記の通り。

Disc1
・交響曲第1番 ト短調 「冬の日の幻想」 Op.13
・交響曲第2番 ハ短調 「小ロシア」 Op.17』
 (録音:1976年(RCA))
※ちょっと詰め込みすぎのような気もしますが・・・CDも詰め込むと音質が劣化するそうですので・・・

Disc2
・交響曲第3番 ニ長調 「ポーランド」 Op.27 (録音:1974年(RCA))
・弦楽のためのセレナーデ ハ長調 Op.48』 (録音:1960年(SonyClassical))

Disc3
・交響曲第4番 ヘ短調 Op.36』 (録音:1973年(RCA))
・大序曲 「1812年」 Op.49 (録音:1970年(RCA))
・ただ憧れを知る者だけが Op.6-6 (録音:1966年(Sony Classical))
・「四季」 Op.37bより 「6月:舟歌」(録音:1968年(Sony Classical))
※個人的に、4番はColumbiaのステレオ録音の方が好きですが・・・

Disc4
・交響曲第5番 ホ短調Op.64(録音:1974年(RCA))
・スラヴ行進曲 Op.31(録音:1972年(RCA))
・イタリア奇想曲 Op.45(録音:1972年(RCA))

Disc5
・交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op.74(録音:1968年(RCA))
・幻想曲 「フランチェスカ・ダ・リミニ」 Op.32(録音:1976年(RCA))

Disc6
・交響曲第7番変ホ長調(ボガティレフ補筆完成版)(録音:1962年(Sony Classical))
・ロココ風の主題による変奏曲 Op.33』~レナード・ローズ (録音:1965年(Sony Classical))
※7番も入った交響曲全集は珍しかったりして・・・

Disc7
・マンフレッド交響曲 Op.57(録音:1976年(RCA))
※これは外せませんな・・・

Disc8
・ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 ~テッド・ジョセルソン(P) (録音:1974年(RCA))
・ピアノ協奏曲第2番 ト長調 Op.44 ~ゲイリー・グラフマン(P) (録音:1965年(Sony Classical))
※う~ん、ピアノ協奏曲第1番はイストミンとのColumbiaステレオ録音にして欲しかったなあ・・・

Disc9
・ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調 Op.75 ~ゲイリー・グラフマン(P) (録音:1965年(Sony Classical))
・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 ~アイザック・スターン(Vn) (録音:1958年(Sony Classical))
・アンダンテ・カンタービレ (弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11より)  (録音:1966年(SonyClassical))
・ワルツとポロネーズ( 「エフゲニー・オネーギン」より) (録音:1965年(Sony Classical))
※ポロネーズはRCA Red Sealステレオ録音の方が好きなのだが・・・

Disc10
・バレエ音楽 「白鳥の湖」 Op.20~ハイライト (録音:1972年(RCA))

Disc11
・バレエ音楽 「眠れる森の美女」 Op.66~ハイライト(録音:1973年(RCA))

Disc12
・バレエ音楽 「くるみ割り人形」 Op.71~ハイライト (録音:1972年(RCA))
・幻想序曲 「ロメオとジュリエット」 (録音:1973年(RCA))

ま、何にせよ歓迎すべきリリースですな・・・

Ormandy & Philadelphia CD化アルバムあれこれ その22013年08月30日 06時20分

既にオーマンディ掲示板に書き込んだ内容ですが、備忘録ということで・・・

既に3月に発売済みのアルバムです。エッセンシャルCDでも発売済みですが、マスタリングは「ベルリンのb-sharpスタジオ、24ビット/88.2KHz」ですから音は多少異なるかもしれませんね。

オーマンディ&フィラデルフィア以外の演奏も含めて面白いアルバムかと。

Sony Classical Masters
Sony Classical 88765477932
J.S.Bach: Concertos for 2 & 3 Pianos
Robert Casadesus 、 Gaby Casadesus 、 Jean Casadesus
http://tower.jp/item/3214048

J.S.バッハ:
(1) 2台のピアノのための協奏曲ハ短調BWV.1060
(2) 2台のピアノのための協奏曲ハ長調BWV.1061
(3) 3台のピアノのための協奏曲ニ短調BWV.1063
(4) 3台のピアノのための協奏曲ハ短調BWV.1064

ロベール・カザドシュ(P)
ギャビー・カザドシュ(P)
ジャン・カザドシュ(P:(3)(4))
(1)&(2):エドモン・ド・シュトウツ(指揮) チューリヒ室内管弦楽団
(3):ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
(4):ピエール・デルヴォー(指揮) コンセール・コロンヌ管弦楽団

(1)(2): 1967年, ヴィンタートゥール
(3): 1962年, フィラデルフィア
(4): 1966年, パリ
(ステレオ:セッション)

Ormandy & Philadelphia CD化アルバムあれこれ その32013年08月30日 06時22分

既にオーマンディ掲示板に書き込んだ内容ですが、備忘録ということで・・・

タワレコがまたやってくれましたね・・・

「Sony Classical x TOWER RECORDS 共同企画」
タワーレコード "Sony Classical"
スペシャル・セレクション第7弾
Ⅰ期:9/25(水)リリース予定 10タイトル



その内の一枚・・・

ブラームス:ピアノ協奏曲全集
プロコフィエフ&バルトーク:ピアノ協奏曲集
Sony Classical SICC-1660


DISC1
1.ブラームス: ピアノ協奏曲第1番 二短調 作品15
2.プロコフィエフ: ピアノ協奏曲第4番 変ホ長調 作品53

DISC1
3.ブラームス: ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83
4.バルトーク: ピアノ協奏曲第1番 Sz.83

【演奏】
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
クリーヴランド管弦楽団(1、3)
コロンビア交響楽団(4)
指揮:ジョージ・セル(1、3,4)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)(2)


【録音】
1968年4月19日&20日(1)
1966年1月21日&22日(3)
1962年4月20日&21日(4)
クリーヴランド、セヴェランス・ホール
1958年3月30日(2)
フィラデルフィア
タウン・ホール

ADD/STEREO

初CD化ではありませんが、入手は難しい演奏だと思いますので、ファンにとっては朗報ですな・・・