イリーナ=メジューエワ ピアノ・リサイタル ザ・コンサートホール 2010年7月9日(金)2010年07月10日 07時30分

聴いて良かったワ・・・

イリーナ・メジューエワ ピアノ・リサイタル 2010年7月9日(金) & ショパン 夜想曲集CD
イリーナ=メジューエワ(Irina Mejoueva) ピアノ・リサイタル

生誕200年記念 プレイズ ショパン&シューマン”ファンタジーと憧憬”
 シューマン:3つの幻想小曲集 Op.111,幻想曲ハ長調 Op.17
 ショパン:マズルカ イ短調「エミール・ガイヤール」,
       幻想曲ヘ短調 Op.49、3つのマズルカ Op.59
       幻想ポロネーズ Op.61

名古屋・伏見・電気文化会館 ザ・コンサートホール 2010年7月9日(金)19時

ザ・コンサートホール・メイツ から毎月会報が送られてくるのだけど、最近ご無沙汰していた・・・が、 イリーナ= メジューエワ のリサイタルがあるということで久々に足を運んだ次第。

ホント、聴いて良かったワ。シューマンのピアノ曲って、こんなにスケールが大きかったのかなあ?ショパンも美音・美演。繊細さもさることながら、あの華奢な体からどうしてこれ程スケール雄大な演奏が飛び出してくるのか・・・プログラムもセンスの良さが光っている。

今回はステージから3列目の席で聴いたのだけど、残念ながら目の前の席の方が大柄でピアニストが見えない(涙)・・・ナントカ工夫して片眼(左目)だけでもピアニストを見ることが出来たのは不幸中の幸い?であった・・・これは誰も責められないが、席選びの難しさを改めて痛感してしまった次第。

会場ではHMVが彼女のCDを販売しており、ついでにサイン会もやっていたので、ショパンの夜想曲集を買ってサインしてもらった。サインついでに握手したけど、あの小さくて柔らかい手からあのパワフルな音が飛び出すのだから、やっぱりピアニストって凄いワ・・・また彼女のリサイタルがあったら必ず聴きに行こうと決意?した次第。

定価4千円の全席指定コンサートだったけど、ザ・コンサートホール・メイツ 割引で3千円ちょいで聴けてすんごいお買い得であった。素晴らしい演奏だったのに、席は空席が目立っていて勿体なかった。ま、景気は相変わらずだし生憎の雨だったからなあ・・・

そういえば、10年前のグラモフォン・ジャパン2000年8月号に面白い記事があったっけ・・・
Gramophone Japan 2000年8月号
グラモフォン・ジャパン2000年8月号(オイオイ、もう10年前だよ・・・)

Gramophone Japan 2000年8月号 ショスタコ特集内「教えてイリーナ!」
ショスタコーヴィッチ没後25周年(ということは、今年は没後35周年か)「私を愛したショスタコーヴィッチ」という特集記事の中に「教えてイリーナショ スタコーヴィッチの愛した食卓」と題して「イリーナカーシャカツレツ」の料理記事があったのだ。

ちなみに、この次のページには見開き2ページで日本共産党志位書記長のインタビュー記事「困難に立ちむかっていくとき 私に力を与えてくれる それがショ スタコーヴィッチの音楽」が掲載されている。そういや、最近テレビのインタビューでもそんな話してたなあ・・・おっと、そういや明日参院選挙か。朝イチで投票してくるかいな・・・んでは。

Carl Orff : Carmina Burana その22010年07月10日 10時43分


Columbia Masterworks MS6163 Jacket
Columbia Masterworks MS6163(Regular ML5498) 6eyes LP
Cover Collage:Philip Featheringill
Carl Orff : Carmina Burana
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
Janice Harsanyi(s), Rudolf Petrak(t), Harve Presnell(b)
The Rutgers University Choir(F.Austin Walter,director)

このコラージュはPhilip Featheringill という人の手によるモノだが、 MS6324 と感じが非常に良く似ている。たぶん同じ作者であろう。あんまりいい趣味とは言えないなあ・・・ま、僕の好みでは・・・であるが。

Columbia Masterworks MS6163 Label
ブツは6eyes LP。適度な厚みと重量感がある。状態はまあまあ。周波数レンジとカッティングレベルを欲張らず程良いバランスでまとめており、当時としては優秀な部類に入るのでは?しかし、オーケストラのみの録音に較べると落ちるのはやむを得ないが・・・合唱を伴う音楽録音の難しさではあるなあ・・・たぶん。

Playing MS6163 6eyes LP
各曲ごとに溝を送っておらず、両面とも連続で溝がカットされている。それにしても、この 6eyes Label デザインは好きだなあ。プラッター上で回転させて見栄えのあるデザインとして考慮されているのだと思う。

ちなみに、ジャケットのライナー・ノーツは曲目解説と、そしてカーネギー・ホールで演奏されたCarmina Burana(この録音と同じメンバー)についての(好意的な)批評が掲載されている。こういう文章を読むのもLPの楽しみの一つ。

んでは。