Ormandy & Philadelphia - FINLANDIA ― 2010年06月30日 06時30分

Grieg:Peer Gynt Suite No.1, Sibelius:Valse Triste
Alfvén:Swedish Rhapsody, Sibelius:Finlandia with Choir
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
The Mormon Tabernacle Choir
ステレオ創世記の録音・プレスのLPですな。ラベルはColumbia Masterworks の 6eyes。

カッティング・マシンが変わったとか、テープのイコライジングを変えたとか、プレス機を変えたとか、レコード原材料を変えた・・・等々、ラベルが変わった ことでそういうものが変わったかどうか・・・それは当時関わったプレス工場関係者でなければ解らないだろう。それを裏付ける資料があるかどうか・・・この辺りの事情、どなたかご存じですか?
・・・かといって、違いがない・・・とも言い切れないのが面白いところ。私には違いが解らないだけであって、それで「無い」とも言えない。ただ、同じスタンパーでも1枚目のプレスと100枚目のプレスではまた音が違うだろうし・・・追求していくとキリがない。ま、色々なケースを自分の耳で聞いて判断するしかないでしょう。それもまた楽し・・・というヤツですかな。
産業デザインとしては2eyes よりも 6eyes の方が好きだし面白い。このラベルがターンテーブル上でクルクル回るのを見るのは楽しい。これもレコードを聴く楽しみの一つだと思っている。
とはいえ、このLPは状態が良く、音もなかなかいける。低音も自然なバランスでカッティングされており、セッション会場の空気感も感じられる。オーケストラのバランスもいい。フィンランディアはコーラス込みのせいか、オーケストラのみの録音よりは落ちるが・・・オーケストラとコーラスのバランスをとるのは難しいようだ。
んでは。
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