Scherchen & Philadelphia - Mahler Symphony no.5 , 19642010年04月20日 06時50分

なんとなくHMVをのぞいていたら、こんなのもありました・・・

Thara TAH4027(Tah 422) CD

デジパック仕様の再発売だそうで・・・このシェルヘンフィラデルフィア管弦楽団の演奏は100周年記念CDボックス・セットにも含まれていたと思いますが・・・

ま、こんなところで。

荻野佐和子展 - ギャラリー A・C・S, 2010年4月10日(土)2010年04月21日 06時47分

先々週の土曜日に姉家族にくっついて・・・

荻野佐和子展 - ギャラリー A・C・S
荻野佐和子展 - ギャラリー A・C・S
(2010年4月1日(木)~4月17日(土))

綺麗な絵だったな・・・リトグラフドローイング・・・どんな技法だったかうろ覚えだったので、色々聞いてみて興味深い話が聞けた。そういえば、昔学校の美術で版画とか作ったっけ・・・透明な樹脂の板をガリガリひっかいてエッチング なんてのもやったかなあ・・・

学生時代にバイトで、印刷工場の印刷機メンテのバイトをやったのももう20年近く前になってしまった・・・でっかいオフセット輪転機とバカでかいロールペーパーに圧倒されたなあ・・・

最近こういう絵画展とかはご無沙汰しているから、たまには足を運んでみるかな・・・

B. GARFIELD : Chamber Music (Clouser, DeMio) その22010年04月21日 07時24分

昨日ブログに書いたこのCDを聴きました。
Music of Bernard H. Garfield(Azica Records)
Azica Records Classical Library Music of Bernard H. Garfield
amazon.co.jp, amazon.com, NML

NML は便利ですな。Eschenbach/PhiladelphiaOndine新譜もいち早く聴けるし、この作品も早速聴くことが出来るし・・・

朝のひと時にピッタリな音楽ですなあ・・・これはいい。

このブログの Ormandy/Philadelphia 関係のカテゴリについて2010年04月22日 07時00分

アサブ ロASAHIネットブログだからアサブロなんですな・・・)には記事毎にカテゴリという属性を付加する事が出来る。記事の最後に

by りん [アサブロ] [Eugene Ormandy] [The Philadelphia Orchestra] ・・・

なんて付くヤツです。一つの記事に複数のカテゴリを付加出来るので、僕はカテゴリという本来の目的より「検索キーワード」的な使い方をしている。
このブログは、オーマンディフィラデルフィア管弦楽団 を肴にしたブログなので、そういう意図でカテゴリを作っている。上から順に・・・

Leopold Stokowski
Eugene Ormandy
Ormandy conducts Mahler
Ormandy conducts Other Orchestras
Videogram
Sergei Rachmaninoff
Riccard Muti
Christoph Eschenbach
Yannick Nézet-Séguin
James Levine
Other Conductors

フィ ラデルフィア管弦楽団の歴代の音楽監督&重要な指揮者を上から並べている。StokowskiOrmandy の順ですな。

Ormandy conducts Mahlerはその通りマエストロ・ジーンがマーラーを振った音源を取り上げた時に付加します。
Ormandy conducts Other Orchestraマエストロフィラデルフィア以外のオーケストラを振った音源を取り上げた時に使います。Videogram は数少ない重要な映像・・・ということでマエストロの近くに持ってきました。

Rachmaninoff は音楽監督ではないけど、レコーディングもしているし縁も深い人なので。Levine はRCAに重要なレコーディングを遺しているので。Other Conductorsフィラデルフィアを振ったそれ以外の指揮者の録音を取り上げる時に。ここまでは指揮者がメインです。

The Philadelphia Orchestra はフィラデルフィア管弦楽団の演奏を取り上げる時に付加しますので、数は一番多くなりますな。

The Philadelphia Brass Ensemble
Philadelphia Woodwind Quintet
Mormon Tabernacle Choir

これらは録音としてはそう多くありませんが彼らのディスコグラフィの中で無視できない音源なのでカテゴリを作りました。Mormon Tabernacle Choir は昨年度末に集中して聴いて書いた時に結構録音が多いことに気が付いて作りました。

Ormandy & Philadelphia 関係書籍類

日本では書籍による情報が少ない マエストロフィラデルフィア管弦楽団 なので、このコンビに関する記載がある本を取り上げた時に付加しています。

CD and DVD Reissue, & Download Information

CDやDVDによる再発売 や amazon.com 等のダウンロードサービスで入手出来る音源の情報を取り上げた時に。Naxos Music Library 等のストリーミング・サービスも含んでいます。Eschenbachの新譜もこのカテゴリを付加してます。新譜なので本来はNew Release なのですが、数は少ないですから新たなカテゴリを作る気はありませんな。

お次は 米Columbia Masterworks 関係。

Columbia Masterworks
Columbia Masterworks Blue Label
Columbia Masterworks 2eyes
Columbia Masterworks 6eyes
Columbia Masterworks Gray Label
Columbia Masterworks Odyssey
CBS Masterworks
Sony Classical CD
CBS/SONY 「オーマンディ 音の饗宴1300」&「オーマンディ名曲ベスト30」
日本Columbia盤、 CBS/SONY盤、SONY CLASSICAL CD国内盤

2番目以降のBlue LabelOdyssey はLPレーベルによる区分です。(Odyssey レーベルはCDもありますな)基本的にディスク中心で取り上げてますので・・・

CBS Masterworks は CBSがColumbia の名前を使わなくなってから発売したLP・CDを取り上げる時に付加します。Sony Classical CD は Sony Classical になってから発売されたCDを取り上げる時に使います。

CBS/SONY 「オーマンディ 音の饗宴1300」&「オーマンディ名曲ベスト30」 はLP末期の廉価盤をリアルタイムに経験した思い入れが作らせたカテゴリですな・・・

日本Columbia盤、 CBS/SONY盤、SONY CLASSICAL CD国内盤 は それ以外の国内盤・・・という意味です。

一番上の Columbia Masterworks は書籍や関連する情報で Columbia Masterworks に関わりがある・・・と思われたら付加します(分かりにくいですが・・・私も迷っていますので)

お次はRCA Red Seal 関係を・・・

RCA Red Seal
RCA Red Seal No Dog
RCA Red Seal Sided Dog
RCA Victor Red Seal
RCA Gold Seal
RCA Victor
RCA Red Seal 国内盤

2番目のNo DogNipper 無しのLPラベルで国内盤及び1968年~1970年代前半あたにでプレスされた米盤・英盤(このあたりはあまり自信ありません)で使われており、その盤を取り上げるときに付加。Sided Dog は1070年代後半にプレスされた米盤LPラベル。

RCA Victor Red Seal は 1936年~1942年のマエストロ・ジーンの録音(ミネアポリス響も入りますな)や、ストコフスキフィラデルフィアの録音を取り上げる時に。ま、78rpm時代の録音です。Jewels of the Madonna の日本ビクター盤SP を以前取り上げましたね・・・これを付加するのは、復刻CDやNaxos Music Library の音源を取り上げる時ですな。

RCA Gold Seal は・・・Gold Seal は廉価盤のラベルですなあ・・・。 Gold Seal ラベルのLPやCDを取り上げる時に付加します・・・国内盤LPでもこのGold Seal ラベルが使われていたことがあるので(例えば、日本RVCが出した 「オーマンディ・フェアウェル・1800」とか)それにも使ってますな。
また、BMG Music 時代のCDで使われた Silver Seal という廉価盤レーベルもあり、そのレーベルのCDも1枚持ってますが(RCA Victor Silver Seal 60536-2-RV Reiner/CSO & Gilels - Brahms Piano Concerto no.2Ormandy/Philadelphia - Brahms Haydn Variations)・・・ま、カテゴリを作るほどでもないかな・・・と。

RCA VictorBMG Music 時代にCDでVictorブランドを復活させたもので、輸入盤のBasic100シリーズでも使われました・・・ということで一応作ったのですが・・・Surround Sound Series でも使われましたな。どちらかというとポピュラー系のレーベルになるのですが・・・悩ましい・・・ま、突き詰めると切りがないのでこのあたりで止めとくのが宜しいのかな・・・

RCA Red Seal 国内盤 は国内盤のCD・LPを取り上げる時に付加すます。

RCA Red Seal は書籍や関連する情報で RCA Red Seal に関わりがある・・・と思われたら付加します(分かりにくいですが・・・私も迷っていますので)

あとは・・・EMIマエストロ・ジーンムーティ(そういえば、Philps のカテゴリは作ってなかったな・・・)、そしてサヴァリッシュのEMI録音が多いので作ったカテゴリです。ヤンソンスとの録音もありましたかな。Other LabelsColumbia, RCA, EMI 以外のレーベル(Telarc, DELOS, Melodiya 等々)の盤を取り上げる時に使います。Naxos Music Library は マエストロ・ジーンやストコフスキの板起こし音源、マエストロ・ジーンDELOS録音、そしてエッシェンバッハのOndine録音 が聴けるので・・・

オーマンディフィラデルフィア管弦楽団 関係のカテゴリは以上です。Classic Music 以下のカテゴリは基本的に オーマンディフィ ラデルフィア管弦楽団 とは関係なく、読んで字の如く(といってもエエ加減ですが・・・)のものです。

オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団 の演奏は当然 Classic Music になるのですが、Classic Music の属性を付加すると膨大な数になるし、使い勝手からしてあまり意味がないので、「このコンビおよびその関係以外のクラシック音源」を取り上げる時に使ってます。

まあ、あとはこのブログ内の検索機能 もありますので、宜しければ使ってみて下さいな。では。

来週のフィラデルフィア管弦楽団の公演2010年04月23日 05時50分

来週のフィラデルフィア管弦楽団の公演ですが、ソリストがアルゲリッチからポゴレリッチに変更になったそうです。

KAJIMOTO  ワールド・オーケストラ・シリーズ 2010-2011

Aシリーズ 2010年4月27日(火)19:00 サントリーホール
指 揮:シャルル=デュトワ
ストラヴィンスキー:バレエ 「火の鳥」、「春の祭典」

Bシリーズ 2010年4月28日(水)19:00 サントリーホール
指揮:シャルル=デュトワ、ピアノ: イーヴォ=ポゴレリッチ
ベルリオーズ: 序曲「ローマの謝肉祭」、ショパン: ピアノ協奏曲第2番(ラヴェルのピアノ協奏曲から変更)、ラフマニノフ: 交響的舞曲、ラヴェル: ラ・ヴァルス

アルゲリッチ目当ての人はがっかりでしょうな・・・

2010年の中国上海万博公演(5月)はどうなるのかな・・・

フロッピーディスクはついにその役割を終えるのか・・・2010年04月24日 11時26分

ふと目にした携帯電話のニューステロップ曰く「フロッピーディスク・・・」なんて文字が流れていたのでもしや・・・と思ったが、やはり・・・

MSN産経ニュース 2010年3月23日
ソニー、フロッピーディスクの販売から撤退 需要急減で

FD & USB-FDD
我が家のFD&USB-FDD

ついにソニーも撤退か・・・去年の夏くらいからそういうニュースが続いたが・・・まあ、来る物が来た・・・な

日刊工業新聞社 2009年07月27日
FDDメーカー各社、生産撤退の動き加速-四半世紀の歴史に幕

Gigazine 2009年07月27日
ついにフロッピーディスクドライブの生産をメーカーが打ち切りへ

Gigazine 2009年08月04日
フロッピーディスクドライブに続いて「MOディスク」も販売終了へ、需要減退を受けて正式決定

ITmedia 2009年08月04日
MOディスク販売、三菱化学メディアと日立マクセルが終了へ ソニーは継続

ITmedia 2009年09月10日
ソニー、FDD生産から撤退 ディスクは継続

MSN産経ニュース 2009年10月16日
記録メディア、時代は半導体メモリー FD・MOの記憶、かなたに

MSN産経ニュース 2009年10月22日
【Web】FD、MO惜しまれつつ“引退”

Windows95が出始めた頃は、3モードフロッピーディスクドライブ なんてのもありましたな。今は・・・

8ビットパソコン時代はフロッピーディスクドライブなんて高嶺の花であった。本体より高いんだもんなあ・・・

98が出始めた頃もFDDは高かった。FDD無しのEモデルもあったしね。学生時代の頃から5.25インチのディスクを使い始めたが、ナイコン族からは抜けられなかった。学生時代の終わり頃には3.5インチFDの安いノーブランド品(10枚千円くらいだったか・・・)を買っていたが、その時もナイコン族であった。大学の研究室の98(これでP1.EXE を5.25FDで起動して卒論書いてたなあ・・・ ) と SUN SPARC STATION1 、そして HP 9000 300(こっちは3.5インチのFDだった)

Windows95 が出る前後にようやくパソコンが持てるようになったが、その時既にFDは補助的な扱い(ブートメディア、インストールメディア、雑誌の付録)になっていて、CD-ROM全盛のマルチメディア時代に入っていた・・・

一昨年から昨年にかけて、Virtual PCVMWare Player上で昔のDOSWindows を走らせようとして、久しぶりに保存していたFDを引っ張りだしたかな・・・仕事ではまだまだ使っているのだが・・・

フロッピーディスクがこうなると、MOの方も厳しいだろうなあ・・・wikipedia によれば、

「現在ディスクドライブは富士通とコニカミノルタのみが製造している。以前はオリンパスもドライブを製造していたが、2005年後半に生産を中止して2006年3月にMO事業から完全撤退している。日立マクセル2009年9月末に、三菱化学メディアは2009年12月末にMOディスクの販売を終了する。これで日本国内でディスクを製造し ているのはソニーのみになった。」

とある。MOもソニーがディスクの生産を終了したらそれで終わりなのだ・・・でも、それは仕方がないなあ・・・

Academy of Music, Philadelphia2010年04月24日 12時40分

最近 Academy of Music に於ける Ormandy/Philadelphia のライヴ録音を聴く機会が多いので・・・

Academy of Music, Philadelphia (from wikipedia public Domain photo)
Academy of Music, Philadelphia August,2009
from wikipedia public domain photo

1962年12月、Academy of Musicアメリカ内務省United States Department of the Interior)の国立公園・史跡・史的建造物及び記念物委員会によって、国家文化財(National Historic Landmark(ア メリカ合州国国定歴史建造物))に指定されている。この当時国家文化財に指定されたものはまだ38件しかなかったそうな。-「オーマンディ/フィラデルフィアのすべて (日本コロムビア 1967年3月)」の「フィラデルフィア管弦楽団 の本拠地」より

また、同書に掲載の ローランド=ジェラットのエッセイ「フィラデルフィア管弦楽団」(ハイ・フィデリティ誌 1955年2月号記事から)によれば、

「・・・数年前(りん注:というと1950年前半かな) Academy of Music も古くなったから、こわして事務用のビルを新築しようかという話が持ち上がったことがある。その時フィ ラデルフィア管弦楽団Academy of Music の株の過半数を買収したので、もうこのホールは彼らの物だと言える。」

とある。現在の Wikipedia  にも、"The Philadelphia Orchestra still retains ownership of the Academy. "とあるから現在もそうなのだろう。

しかし、それが現在のフィラデルフィア管弦楽団 にとって支出を増やす要因となっていると思うと・・・ローランド=ジェラットのこのエッセイが掲載された1955年当時から、オーケストラは興行収入だけでは食っていけず、経営はレコードの売り上げや寄付による埋め合わせで綱渡り状態であったわけだが、ことここに到りそれではどうしようも無くなってきた・・・ということかな。残念なことではあるが・・・

さて、Academy of Music についての情報となると・・・Web上では、オフィシャル・サイトWikipedia、そして下記くらいかな?

15 photos of the Academy of Music at Library of Congress - Historic American Buildings Survey

あとは本ですなあ・・・ホームページこっちにも書きましたが、主要な資料となると・・・下記の2冊でしょうか。

Within These Walls - A History of the Academy of Music in Philadelphia
Within these walls: A history of the Academy of Music in Philadelphia by John Francis Marion (C)1984 Academy of Music
(amazon.com)


The Philadelphia Orchestra - The Search for a Home
The Philadelphia Orchestra: The Search for a Home by Irvin R. Glazer, Sutter House(C)1995
(amazon.com, amazon.co.jp)

下記はアメリカの主要オペラハウスのガイド本のようですが、表の写真がAcademy of Music の写真だったのでオマケに書きました。

The National Trust Guide to Great Opera Houses in America

最近読んだ本 - 朝比奈隆著「指揮者の仕事」「この響きの中に」 実業之日本社2010年04月25日 06時22分

図書館で借りた本です・・・

朝比奈隆著「指揮者の仕事」「この響きの中に」実業之日本社
朝比奈隆著
指揮者の仕事#朝比奈隆の交響楽談♭ 2002年2月
この響きの中に 私の音楽・人生・酒 2000年12月

何年前だったか・・・大阪フィルの名古屋公演、チャイコの「悲愴」だったかな・・・ブルックナー8番の名古屋公演、聴き損ねたのは痛恨だったなあ・・・

ま、それはさておき、この2冊の本、なかなか面白いですよ。宜しかったらどうぞ・・・

「マエストロ、それはムリですよ・・・」~飯森範親と山形交響楽団の挑戦~2010年04月26日 06時04分

タイトルが面白かったので読んだ本です。

「マエストロ、それはムリですよ・・・」~飯森範親と山形交響楽団の挑戦~
マエストロ、それはムリですよ・・・
飯森範親山形交響楽団の挑戦~
監修 飯森範親、取材・構成 松井信幸
yamaha music media corporation 2009年7月(amazon.co.jp)

音楽監督が企画を出してグイグイオーケストラを引っ張る。地元ファンクラブがそれをサポートする・・・いいねえ。やっぱり、オーケストラは音楽監督(ボス)がいないとつまらん。

山響のキャッチフレーズ「食と温泉の国のオーケストラ」というのも面白い。温泉使って旨い物食って、オーケストラを聴く・・・ちょっと山形へ休暇に行くか・・・

オーケストラの音楽監督(特にアメリカ)は、自らオーケストラをセールスしないと駄目と、アメリカのオーケストラの日本人音楽監督(誰だったかな?)のインタビュー記事で読んだことがある。

企業からの寄付を募り、年間のプログラムを考え、客を呼べるソリストを引っ張ってきて、レコーディングも売り込む・・・かつ音楽的な能力も当然のことながら要求され、管理職(ボス)の仕事も要求される・・・よっぽどタフじゃないと出来ないだろうなあ・・・マエストロ・ジーンはそれを40年間やっていたのだから大した物である。

「音楽家はサービス業だ」・・・朝比奈隆も著書でそう書いているが、 飯森範親も同じ事を言っている。あたりまえの事なのだけど、日本のクラシック音楽界に一番欠けているものでもある・・・

一度、飯森範親山響の実演を聴いてみたいね。では。

どうなる? 今後の オーマンディ&フィラデルフィアのRCA音源の行方2010年04月28日 07時00分

昨日は、サントリーホールで デュトワ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏会がありましたな。ストラヴィンスキーの 「火の鳥」・「春の祭典」・・・聴きたかったな。

今日は、ポゴレリッチと共演で、ベルリオーズ: 序曲「ローマの謝肉祭」、ショパン: ピアノ協奏曲第2番(ラヴェルのピアノ協奏曲から変更)、ラフマニノフ: 交響的舞曲、ラヴェル: ラ・ヴァルス というプログラム・・・ラフマニノフ聴きたかったなあ。この曲を初演したオーケストラですから。

ま、それはさておき、ふと気になったのが、ソニー・ミュージックに吸収されてしまった BMG JAPAN のこと。BMG JAPAN(一時期はBMGファンハウスでしたな)は2000年前後にオーマンディ・フィラデルフィア管弦楽団のステレオ音源を3回シリーズでリリースするという快挙を成し遂げてくれましたが・・・

アリアCDによれば、
「・・・昨年4月に自社営業を終了し、実質的にソニー・ミュージックに吸収される形となったBMG JAPAN。社員の多くがリストラに遭うという壮絶な最後を迎えたが、商品はそのままソニーが受け継ぐ形になった。輸入盤の取り扱いがどうなるかは未定だが、国内盤、とくに魅力的なこのベスト盤(RCAレッド・シール・ザ・ベスト100のこと)はなんとかこのまま残してほしい。・・・」 とある。そんなことになっていたとは知らなかった・・・

このシリーズに漏れた貴重な音源をCD化した タワレコ “RCA Precious Selection” も販売終了 で昨年ワゴンセールで20%オフの在庫処分となってしまった。

期待していたRCA音源のxrcd化も昨年秋にプロジェクトそのものが終了してしまったようで、シベリウスコープランド2枚のみがXRCD化されたにとどまる・・・

オーマンディ・フィラデルフィア管弦楽団のセッション録音による音源をほぼ一手に保有することになったソニー・ミュージックの今後が気になりますなあ・・・

んでは。