Ormandy & Philadelphia - Schubert "Unfinished" & Mozart "Jupiter" Symphonies2010年03月16日 07時25分

オーマンディ&フィラデルフィアのRCA Red Seal 復帰直後の録音。録音会場の Academy of Music魚眼レンズ?で撮影した写真が使われているのも特徴の一つ。ブルックナー7番交響曲のアルバム(RCA Red Seal LSC-3059、CDは ユージン・オーマンディ&フィラデルフィアの芸術Ⅱ BMGファンハウス BVCC-38113)もそうだ。

RCA Red Seal LSC-3056 Jacket 米国盤

RCA Red Seal LSC-3056 Label 米国盤
レコード・ラベルは RCA Red Seal がCIした直後の No Dog Label である。

未完成交響曲は別にシューベルト専売特許?じゃないけど、未完成といえば一般的にはやはりコレだろう。そういえば、未完成交響楽という映画もあったっけ・・・むか~しテレビで観たような・・・1933年の映画だからエライ昔である。

そんなこんなで色々と憶測を生んでいる曲ではあるが、事実は案外つまらんことかもしらん。ま、このまま謎のままにしておくのが楽しみが減らずにいいと思うが・・・ちなみに、番号付けもいまだ揺れ動いているようで、前は8番だったのに今は7番になっている・・・もうどうでもいいのだけど、そう変えられても困るわな。そういえば、ドヴォルザーク新世界交響曲も昔は今は9番だけど昔は5番だったしねえ。

そういう「深遠」な演奏を求める向きには、この オーマンディ/フィ ラデルフィアの演奏は物足りないかもしれない。素直にウィーン情緒の美しい曲だなあ・・・というところ。でも案外それが本質かもしれんよ。

もう片面の モーツァルトジュピター交響曲未完成交響曲とのカップリングとしては良い選曲かもしれない。ちょっと異色の組み合わせみたいな感じが無きにしも非ずだが、あっという間に聴き通してしまい、違和感は無い。フィラデルフィア管弦楽団の弦セクションの妙技を素直に楽しめると思う。

RCA Red Seal LSC-3056 韓国盤 Label
JIGU Records/ RCA Red Seal LSC-3056 LP (C)1969

さて、これは韓国盤のレコード・ラベル。なんか切手みたいなものが貼ってある。韓国盤はレコード番号・ジャケットデザインも米国盤と殆ど同じで、ちょっと見ただけでは米国盤と区別がつかない。

RCA Red Seal LSC-3056 韓国盤 封入解説表
これはジャケットに封入されていた解説。

RCA Red Seal LSC-3056 韓国盤 封入解説裏
解説の裏面。1967年 東京文化会館における公演の写真とマエストロのポートレイトが掲載されている。お隣の韓国ではこんな形で発売されていたんですな。

ついでに国内盤も・・・
日本ビクター RCA Red Seal SRA-2508 Jacket 表
日本ビクター/RCA Red Seal SRA-2508 LP (C)1969

国内盤は1967年の初来日の東京文化会館における公演写真をジャケットに使っている。日本のレコードは演奏家の写真を使うことが多く、それはCD時代に入っても変わっていないような気がする。

日本ビクター RCA Red Seal SRA-2508 Jacket 裏
ジャケット裏。国内盤はマエストロの写真を丸くトリミングして使うことが多いような感じがするが・・・

日本ビクター RCA Red Seal SRA-2508 Label
レコードラベルはこれまたお馴染み?No Dog である。

このLPの解説は藁科雅美氏による「オーマンディ物語 Ormandy og Philadelphia」で、これはニューズ・ウィーク誌の記事を元にしていると解説にも記載されている。恐らくオーマンディ・ファンならどこかで目にしている記事ではあるが、オーマンディ/フィ ラデルフィアRCA Red Seal に移籍した直後の期待感みたいなものが感じられて興味深い。

では。