オーマンディ関係、2ちゃんねる掲示板の書き込みから その3 - マエストロのヨーロッパ客演について2009年11月08日 19時43分

Edinburgh Internationa Festival Opening Concert 1955
マエストロはフィラデルフィア管弦楽団以外に結構多くの客演をこなしていたようです。

1966年のインタビュー(BMG/RCA オーマンディの芸術Ⅲ Vol.10, 「眠りの森の美女」BVCC-38293,CD)によると・・・

・・・ウィーン・フィルは毎年指揮している「常任客演指揮者」のようなもので、楽員のことも若い頃から知っているので一緒にいるのはとても楽しい。ヨーロッパでは、LSO、VPO、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ACO、パリのフランス国立管弦楽団等を振っている。(パリ管にも客演しているようですが。)
LSOとは、マーラー10番交響曲(クック版)を演奏、またこの交響曲のワークショップも行っている・・・

・・・と大体こんな感じ。詳細はCDの冊子をどうぞ。

LSOとのマーラー10番交響曲(クック版)演奏やワークショップも録音があれば聴いてみたいものですが。

ちなみに、ベルリン・フィルにはカラヤンとの確執もあったようで「客演」はしてないでしょうが、エディンバラ音楽祭等の招待を受けて競演はしているみたいです。どちらも「招待」ですから、カラヤンが口を挟むワケにはいかないでしょう。1955年にソロモンをソリストに迎えてオープニングを振っている・・・

・・・と言いたいところなのですが、これは2003年頃、ebayのオークションで落札し損なった、エディンバラ音楽祭1955年オープニング冊子について記載された画像と電子テキストの情報なので、これが事実か否か、また予定通り演奏会が行われたかはどうかは私には確認のしようがありません・・・が、一応参考として取り上げておきます。電子テキストの情報は下記の通り。

THE BERLIN PHILHARMONIC ORCHESTRA conducted by EUGENE ORMANDY with soloist SOLOMON performing at the opening concert of the 1955 Edinburgh International Festival. This 12 page programme and notes for the performance of BRAHMS Academic Festival overture;BEETHOVEN Concerto No4 in G op58 for Piano and Orchestra; RANCK Symphony in D minor

この冊子をお持ちの方、情報を頂ければ幸いですが・・・それにしても、我ながらいい加減な話ですな・・・あまり他人のことをとやかく言ってる場合じゃありません・・・ま、程々が宜しいようで・・・

ちなみに、マエストロとデニス=ブレインもエディンバラ音楽祭で競演しているんですな。それはデニスの悲劇的な事故で幕を下ろすわけですが・・・

Ormandy & Philadelphia Orchestra, ETCETRA
→・Dennis Brain & Eugene Ormandy
http://www.ne.jp/asahi/tron/music/OrmandyEtcetra.htm

Dennis Brain
http://en.wikipedia.org/wiki/Dennis_Brain

ま、これくらいにしときましょうか・・・晩飯、晩飯・・・

オーマンディ関係、2ちゃんねる掲示板の書き込みから その4 - 2人のマエストロについて2009年11月10日 08時11分

このシリーズ?もたぶんこれが最後ですな。

ここで言う2人のマエストロとは、我らがマエストロ・ジーン先生とナニワのオッサンことマエストロ・朝比奈さんのことです。

なんでこの2人が・・・とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、共通点はお二人ともヴァイオリン弾きであったということで、オーケストラ・サウンドに対する考え方に興味深い共通点らしきものが感じられるのです。

マエストロ・ジーンは「指揮者は自分のパート譜を持っていなければいけない・・・」というのが持論だったそうですが、朝比奈さんも似たような考えをお持ちだったようです。

詳細は下記をご覧下さいな。

Ormandy & Philadelphia Orchestra, ETCETRA
http://www.ne.jp/asahi/tron/music/OrmandyEtcetra.htm
→・朝比奈隆 交響楽の世界を読んで

ま、こんなところでキリにしときましょ。んでは。

Boston Records BR1058 CD - Legendary Flutist William Kincaid Vol.12009年11月10日 08時18分

Boston Records BR1058 CD - Legendary Flutist William Kincaid Vol.1
●BOSTON RECORDS BR1058
Legendary Flutist, Vol. 1 William Kincaid
Vladimir Sokoloff, Piano
Flute Sonata in G major Adagio and Allego, Giovanni Platti
Sonata No. 3, G. F. Handel
Sonata No. 5 in F Major, G. F. Handel
Sonata No. 2 in E Flat Major, Johann Sebastian Bach
Concerto in G Major, No. 1, K. 313, W. A. Mozart
Dance of the Blessed Spirits from Orpheus, C. W. Gluck
Air de Ballet, C. Saint-Saëns
Scherzo, C. M. Widor
Concertino, C. Chaminade

・BOSTON RECORDS - http://www.bostonrecords.com/servlet/the-127/William-Kincaid/Detail
・amazon.com - http://www.amazon.com/Legendary-Flutist-Vol-Johann-Sebastian/dp/B0000YTPPW/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1256422571&sr=1-1
・amazon.co.jp - http://www.amazon.co.jp/Legendary-Flutist-Vol-Johann-Sebastian/dp/B0000YTPPW/ref=sr_1_7?ie=UTF8&s=music&qid=1256427307&sr=1-7

以前ブログに書いたCDです。

Marcel Tabuteau & William Kincaid その2
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/10/25/4653212

アマゾンにオーダーしたのが届いたので早速聴きました。朝のひとときにぴったりの曲ぞろいですな。

Vol. 1 は Grand Award Record Corp AAS-705(LP)で出ていたものをCD化したもののようです。このLPもIchikawaさんが紹介されていました。 一部の音源は、米Columbia ML4339 Music For The Flute by William Kincaid のものもあるようです。今度はこのLPを聴いてみましょうかね・・・んでは。

Boston Records - Legendary Flutist William Kincaid Vol.22009年11月11日 07時39分

Boston Records  - Legendary Flutist William Kincaid Vol.2
●BOSTON RECORDS(CD番号は不明)
Legendary Flutist, Vol. 2 William Kincaid
Vladimir Sokoloff, Piano
・Faure:Fantaisie for flute & piano(or Orch.) in E minor, Op. 79
・Andre Caplet:2 Pieces for flute and piano
・Carl Joachim Anderson:Scherzino, for flute & piano
・Kent Kennan:Night Soliloquy for flute & piano (or orchestra)
・Robert Guyn McBride:In The Groove
・Vivaldi:Flute Concerto, for flute, strings & continuo in F major ("La tempesta di mare"), Op. 10/1, RV 433
・Mozart:Quartet for flute, violin, viola & cello No. 1 in D major, K. 285
・Donizetti:Sonata for flute & piano in C minor Largo & Rondo
・Paul-Agricole Genin:Carnival of Venice for flute & piano, Op 14
・Philadelphia Orchestra Intermission Interview with William Kincaid

amazon.com - http://www.amazon.com/Legendary-Flutist-Vol-Joachim-Anderson/dp/B00017LVX2/ref=sr_1_10?ie=UTF8&s=music&qid=1256422571&sr=1-10
amazon.co.jp - http://www.amazon.co.jp/Legendary-Flutist-Vol-Joachim-Anderson/dp/B00017LVX2/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=music&qid=1257892404&sr=1-2

これも以前ブログに書いたCDです。
Marcel Tabuteau & William Kincaid その2
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/10/25/4653212

このCDは既に販売されていないようで、amazon.com には "This item has been discontinued by the manufacturer."という無情な一文が・・・アマゾンにも「現在お取り扱いできません。」・・・と。

BOSTON RECORDS のサイトにもありません。ですから、CD番号もわかりません。

ただ、amazon.com で各トラックのさわりは聴けます。"15. Philadelphia Orchestra Intermission Interview with William Kincaid" で、Kincaid の声もチラッと聞くことができるのでお試しあれ。

では。

John Hunt - American Classics: The Discographies of Leonard Bernstein and Eugene Ormandy.2009年11月14日 07時57分

John hunt - Discographies - american classics - the discographies of leonard bernstein and eugene ormandy.
John Hunt - American Classics: The Discographies of Leonard Bernstein and Eugene Ormandy. John Hunt

こんな本が出ているとは・・・オーマンディ掲示板の横田さんの書き込みで知りました。

オーマンディ掲示板-ディスコグラフィ
http://06.teacup.com/qwh01700/bbs/572

ジョン=ハントと言えば、フルトウェングラーのディスコグラフィとかで名前を目にします。amazon.com の Product Description にもそんなことが書いてありますね。フィラデルフィア管弦楽団の100周年記念本を編集した John Ardoin とも関わりがあるようですが・・・ただ、肝心の本の内容はこの説明ではよく分かりませんね。

出版社はよく分かりません。HMVのサイトには Book & Magazine とありますが・・・そのまんま?ですか?

バーンスタインとオーマンディ、一緒の本に纏められると?という感じもしますが、米国を代表する指揮者・・・ということでしょうか・・・

ちなみに、John Hunt をネットで検索したこんなのが引っかかりました。

Malcolm Fox (1946-1997)
http://www.johnhunt.malcolmfox.com/
→DISCOGRAPHIES をクリックすると下記に飛びます。

John Hunt Discographies
http://www.vixenrecords.com/foxfox/johnhunt/index.htm

こうしてみると壮観ですなあ・・・

オーマンディ関係、ネットで見つけたあれこれ・・・2009年11月14日 08時35分

先ほどの John Hunt のディスコグラフィについて、版元はどこか?と探しました・・・。結局版元は見つかりませんでしたが、なかなか興味深いサイトが幾つか・・・備忘録として書いときます。

●Harper's Magazine(http://www.harpers.org/) の有料記事
Philadelphia Orchestra
http://www.harpers.org/subjects/PhiladelphiaOrchestra
Ormandy, Eugene (1899–1985)
http://www.harpers.org/subjects/EugeneOrmandy

結構沢山ありますな・・・

●BENET - CBS Interactive (http://www.bnet.com/
Marking the way: the significance of Eugene Ormandy's score annotations - Notes, June, 2003 by John Bewley
http://findarticles.com/p/articles/mi_hb6657/is_4_59/ai_n29009220/

これも1年前程、オーマンディ掲示板の横田さんの書き込みで知ったものです。

amazon.comで
http://06.teacup.com/qwh01700/bbs/509
マエストロの注釈付きスコア
http://06.teacup.com/qwh01700/bbs/510

ブログにも書きました。
マエストロの注釈付きスコア
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2008/10/29/3854340

結局、日本では買えなかったのですが・・・その本(電子書籍?)を書いた John Bewley の手による物のようですが・・・注釈の抜粋?

掲示板にも書いておきましたが・・・

マエストロの score annotations
http://06.teacup.com/qwh01700/bbs/574

●Encyclopedia.com
http://www.encyclopedia.com/topic/Eugene_Ormandy.aspx

う~ん、雑多すぎるような・・・

●NME.com
Eugene Ormandy
http://www.nme.com/artists/eugene-ormandy
eugene-ormandy-philadelphia-orchestra
http://www.nme.com/artists/eugene-ormandy-philadelphia-orchestra

これもよ~わからんです。

●Philadelphia Restaurants, Health, Events, Bars, Shopping - Philadelphia Magazine - phillymag.com

Web Extra: Four Decades of the Philadelphia Orchestra
http://www.phillymag.com/articles/web_extra_four_decades_of_the_philadelphia_orchestra/

1960s
Ormandy’s Orchestra
Spectacle: Mimeographed Music
The Lost Accord
Rhapsody in White

1970s
Have Cello Will Travel
Books: Oboe Jungle
Music: Is There a Maestro in the Wings?

1980s
The Unfinished Symphony
The Sound of Muti

1990s
The Overture
Norman Carol Bows Out
Band on the Run
The Arts: The Fractious Philadelphians

結構興味深い記事が並んでいると思いませんか?

興味のある方はどうぞ・・・

しゃかりライブツアー09“結まーる” at A-KOZA, 2009.11.122009年11月14日 10時07分

しゃかり Live at A-KOZA, 2009.11.12
最近は島唄を聴きに行くことが多い・・・かも

しゃかり
http://www.syakari.jp/

A-KOZA
http://www.a-koza.com/

なかなか良かった。「結まーる」のシングルアルバムと新しいベストアルバムを買ってしまった・・・結構聴いてます。

んでは。

名フィル 第363回定期演奏会 11月の森2009年11月14日 10時15分

前回はすっぽかして?しまった名フィル定期、今回はちゃんと聴いてきました。

第363回定期演奏会 11月の森
https://www.nagoya-phil.or.jp/concerts/2009/c_363.html

バックス:交響詩『11月の森』
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 作品26*
グリーグ:劇音楽『ペール・ギュント』第1組曲 作品46,第2組曲 作品55

[指揮]広上淳一
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E4%B8%8A%E6%B7%B3%E4%B8%80
[ヴァイオリン]ボリス・ベルキン*
http://en.wikipedia.org/wiki/Boris_Belkin

バックスは雰囲気はいいけどつかみ所がないという印象・・・まあ、BGMとして聴くには悪くない?ブルッフの協奏曲、ボリス・ベルキンのソロの音が大きくて綺麗なのが印象に残った。名フィル弦セクション数人分の音じゃないかと思ったよ。

ただ、前半は強烈な睡魔が襲ってきて、バックスの時は「まだ曲が続いている~?」という感じで、逆にブルッフは「あれ、もう終わっちゃった!」という体たらく・・・まったく。

後半のペールギュント、指揮者がこれだけ唸って踊るとは思わんかった・・・なんか、オーケストラ、ひいてませんでした・・・?

ペールギュントの組曲、8曲全部を久しぶりに聴きました。第1組曲で終わらせることが多いので・・・改めてゆっくりCDで聴いてみようかな・・・

んでは。

CBS/SONY SOLL-4(SQ Quadraphonic) Switched on Hit & Rock by TOMITA, 1972年2009年11月14日 17時20分

CBS/SONY SOLL-4 Switched on Hit & Rock by TOMITA
まさか、こんなTOMITA作品がCBS/SONYから出ていたとは・・・冨田氏の著書「音の雲」(NHK出版)にも一言も触れられていないのだから、知る由もない・・・

RCA Red Seal から発売されている作品であれば、LPかCDで良く目にするが、この作品については知って探す迄はその存在すら知らなかった。

「電子音楽 in Japan」(田中雄二著、アスペクト、2001年12月)の氏のインタビューによれば、冨田氏がモーグ・シンセサイザーを入手したことを聞きつけて、「ビートルズとプレスリーとサイモン&ガーファンクルの3組の作品集をシンセサイザーで作らないか」というオファーが親族が経営する会社に持ち込まれてそれを手伝った・・・という、氏曰く「・・・ちょっと古傷のような気もするんだけど・・・」というものだそうな・・・

モーグ・シンセサイザー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC

と言う事情からか、このLPには冨田氏の名前は表には出てこない。ダブルジャケット内側の解説に書かれているだけ・・・なのである。

昔、オークションで冨田氏のLPを物色していた頃、このLPも見かけた記憶があるのだが、冨田氏とは関係ないシンセの亜流だろうと見逃したのだ・・・後でネット等で事実?を知って悔しい思いをしたものである。

TOMITA Fantasy
http://www.geocities.jp/nasu_fantasia/tomita.html
→SOLL-4 SQ-4 LP
http://www.geocities.jp/nasu_fantasia/t_disco/SOLL-4.html

aruga Museum
http://homepage3.nifty.com/aruga/index.html
→TOMITA レコード室
http://homepage3.nifty.com/aruga/bunka/record/record.html

データ色々・・・
http://www.ne.jp/asahi/shi/home/shifile/shi.htm
→レコード色々
http://www.ne.jp/asahi/shi/home/shifile/audio/record.htm

ブログにも書いたし
THE TOMITA PLANETS
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/02/07/4106057

・・・で、最近漸くオークションで入手した。封入されていたであろう、4chステレオのCMと4chレコードの解説は無くなっていたが、まあそれは仕方がない。

ドラムやベースにシンセを被せるという多重録音で、やはりTOMITAサウンドの特徴はしっかり刻印された作品だ。最初から「パプペポ親父」が我が物顔で出てくるのが微笑ましい。

冨田氏には迷惑な話かもしれないが、TOMITAファンなら持っていたい珍品である。恐らくCD化は難しいだろう・・・から・・・

オーマンディ&クリーヴランドの「復活」ライヴ 1972年11月 その32009年11月19日 07時04分

昨日はマエストロ・ジーンの生誕110年だったんですな・・・オーマンディ・ファンのくせにいつも翌日になって気が付くのだ・・・

自動車の運転免許証更新期間が誕生日前の一ヶ月間から誕生日前後一ヶ月(計2ヶ月・・・だったかな?)になったのも、誕生日を過ぎてから更新期間が過ぎたことに気が付く例が多いからと聞いている・・・が、それとマエストロ・ジーン生誕110年が何の関係もないことは言うまでもない・・・

さて、「オーマンディ&クリーヴランドの「復活」ライヴ 1972年11月 その3」といっても大したことはない。以前ここで書いたライブCD-R、所々トレースミスかデータ欠落でノイズが発生するトラブルがあり、購入元のアリアCD(http://www.aria-cd.com/) にトラブル状況を連絡して対応をお願いしたところ、ノイズの出る1枚目のCD-Rの代替品を送って頂いた。こちらから不良品の返送をする必要も無く、スマートに対応頂いた次第。それだけのことなのだが・・・

オーマンディ&クリーヴランドの「復活」ライヴ 1972年11月 その2
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/10/02/4609487

オーマンディ&クリーヴランドの「復活」ライヴ 1972年11月
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/09/02/4555823

んでは。