五味康祐「オーディオ巡礼」 ステレオサウンド 2009年6月復刻版3刷 ― 2009年10月25日 13時09分
ちなみに、僕は 五味康祐 という人を知らなかった。この本を読んで、wikipedia で調べたら、歴史小説を書いている人だったと初めて知ったのだ。
五味康祐(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%91%B3%E5%BA%B7%E7%A5%90
ステレオサウンド
http://www.stereosound.co.jp/
ステレオサウンド-オーディオ巡礼 [復刻版] 五味康祐 著
http://www.stereosound.co.jp/spi/junrei.php
まあ、それはどうでもいい。
それにしても、この人の音楽とオーディオにかける情熱というか執念というか・・・高島誠氏の「オルフェウスの首」もそうだが、文学をやっている人のオーディオ感というか音楽に対する感覚というのは、理数系のそれとは別次元なのだろうか?僕には高城重躬氏の論理的アプローチの方がしっくりくる。
「オルフェウスの首」と「カラヤンとLPレコード」
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/10/14/4631809
高城重躬著 「音の遍歴」 FM選書(共同通信社) 1974年
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/10/23/4648980
まあ、人それぞれとしか言いようがないなあ・・・では。
コメント
_ fivex ― 2009年10月25日 13時53分
_ りん ― 2009年10月26日 06時51分
私がオーディオと音楽に興味を持ち始めて雑誌を買い始めた頃には既に五味さんは世を去っていましたし、私が読んでいた雑誌も「ステレオ」「レコ芸」「ラジオの製作」・・・といったもので、所謂ハイエンド・オーディオとは縁がありませんでした。今もそうですが・・・
今は、中古オーディオショップで、当時の熱気を感じさせる機器を眺めるくらいですが・・・
「過程を楽しむのが趣味」と仰った長岡さんですから、実用品であるiPodやPCオーディオは範疇外のような気がします。PCオーディオは、CDやSACDフォーマット以上の高音質を楽しめる可能性もあるでしょうが・・・
五味氏や植草氏(私はお二人ともよく知りませんが・・・)は、別の理由でやはり見向きもしないのでは・・・と思えます。「こんなのオーディオではない!」・・・とか。
私自身は、過程を楽しむLPを聴くことが多くなってます。(たまにはSPも)PCオーディオではNMLを・・・CDを聴く機会が減ってますね。あとはFMですか・・・
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彼のステレオサウンド誌の記事を、私は独特の先入観を持って読んでいました。その風貌や真空管に対する情熱から、別次元に存在する人のように。自分にはこんな気持ちをオーディオには持てないなぁと。
良く思うのは、彼や植草甚一や長岡鉄男が、iPodやPCオーディオをどう思うかと言う事です。