Leroy Anderson Centennial Celebration 2007-2009 その22009年09月08日 20時24分

Leroy Anderson 25 Great Melodies as originally composed for piano solo
KING RECORDS KKCC3024
Leroy Anderson 25 Great Melodies
as originally composed for piano solo
白石光隆(p) http://www.proarte.co.jp/artists_hojin10.html

Leroy Anderson Centennial Celebration 2007-2009
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/09/03/4559801

アンダーソン自身が遺した自作のピアノバージョン、聴きましたよ。秋の夜長にしんみり聴くと・・・ええワ~コレ。

解説もよく調べて書いてあるようだし、これはアンダーソン・ファンならずとも聴かなきゃソンである。

んでは。

ヴァン=クライバーンとオーマンディ2009年09月08日 21時15分

BMGジャパン/RCA BVCC-40012 (CD,2009年9月30日発売予定)
BMGジャパン/RCA BVCC-40012 (CD,2009年9月30日発売予定)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲

ヴァン・クライバーン(ピアノ)
http://en.wikipedia.org/wiki/Van_Cliburn
ユージン・オーマンディ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団

録音は、ショパンが1969年、ラフマニノフが1970年です。

アマゾンによると、「祝75歳!第1回チャイコフスキー・コンクールの覇者、ウ゛ァン・クライハ゛ーンの名盤選2」だそうな・・・

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%91%E3%83%B3-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC1%E7%95%AA-%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%81%AE%E4%B8%BB%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E7%8B%82%E8%A9%A9%E6%9B%B2-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3-%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3/dp/B002IQ94VK/ref=ntt_mus_ep_dpt_9

タワー
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1973160&GOODS_SORT_CD=102

HMV・・・には今のところエントリーされてませんな・・・

1988年に 米RCA VICTOR VAN Cliburn Collection 7945-2-RG(CD) で発売されて以来のCD再発売ではないだろうか・・?・

恐らくこの写真がオリジナルジャケットなのでしょう・・・初めて見ました。

ヴァン=クライバーンとオーマンディ その22009年09月09日 07時13分

米RCA VICTOR Van Cliburn Collection 7945-2-RG
米RCA VICTOR VAN Cliburn Collection 7945-2-RG
(CD, (C)1988)
Chopin : Piano Concerto no.1
Rachmaninoff : Rhapsody on a Theme of Paganini
Van Cliburn, Eugene Ormandy / The Philadelphia Orchestra

ヴァン=クライバーンとオーマンディ が組んだRCAステレオ録音というと・・・

Beethoven:Concerto No.3 71/03/10
Chopin:Concerto No.1 69/08/18
Grieg:Concerto 68/08/12
Liszt:Concerto No.1 68/08/12
Liszt:Concerto No.2 70/05/07
Rachmaninoff:Rhapsody on a Theme of Paganini 70/05/07
※横田さんのオーマンディ・ディスコグラフィより
http://www.geocities.jp/ormandy/ormandy_disk.html

LPの方は・・・

RCA Red Seal
LSC-3065 (C)1969 Grieg & Liszt No.1
LSC-3179 (C)1971 Rachmaninoff & Liszt No.2
LSC-3147 (C)1971? Chopin
LSC-3238 (C)1971 Beethoven
LSC-3318 (C)1972 Liszt no.1(Ormandy) & Rachmaninoff no.2(Reiner)

ショパンとラフマニノフの組み合わせのLPは手持ちの資料では見つかりませんでした。(追記:と思ったら、LSC-3318のLPに記載がありました。)LSC-3238 の "Other RCA recordings by Van Cliburn :"にも記載が無いので、その後に出たのでしょうが・・・。

横田さんのオーマンディ・ディスコグラフィによれば、この組み合わせの演奏は全てCD化されておりますが、ベートーヴェンのCDは残念ながら見たことが無く手元にもありません。LPはありますが・・・VAN Cliburn Collection でも出てないようですし・・・

オーマンディとクライバーンの録音は、ライナーやコンドラシンとの組み合わせの影に隠れがちでついつい見落としてしまいますが、この組み合わせでしか聴けないRCAステレオ録音ばかりなので無視するわけにはいきません。纏まってCD化されるといいのですがねえ・・・

ヴァン=クライバーンとオーマンディ その32009年09月09日 21時50分

米RCA VICTOR Van Cliburn Collection 7834-2-RG
米RCA VICTOR VAN Cliburn Collection 7834-2-RG
(CD, (C)1988)
Grieg : Piano Concerto
Liszt : Piano Concerto Nos 1 & 2
Van Cliburn, Eugene Ormandy / The Philadelphia Orchestra

ヴァン=クライバーンとオーマンディのCDをもう一枚・・・

グリーグとリストの1番は1968年、リストの2番は1970年の録音。1968年の録音は恐らくアカデミーで、1970年はスコッティッシュ・ライト・カテドラルの録音と思います。1968年の方はごく僅かですがエコーの後のノイズがありますが、1970年の方はそのようなノイズはありません。

7945-2-RG と 7834-2-RG の2枚のCDは、1988年にCD化されていますが、恐らくこの当時はオリジナルセッションテープからあまり手を加えずミックスダウンしてCD用のディジタル・マスターを作成したのでしょう。

サブ・ソニックも殆どカットしておらず、会場外の自動車や飛行機のような音まで結構大きく入っています。(ヘッドホンで聴いていたら、外で飛行機が飛んでるのか?と思うような部分があります)その分、会場の雰囲気がよく聴き取れますし、音も生き生きとしています。

グリーグとリストの2曲、演奏は流石に見事なもんです。若いピアノに雄弁なオケ・・・こういう豪華な組み合わせはそうそうないでしょう。

リストの2番は馴染みがありませんが、じっくり聴くとなかなかいいです。こちらもCDで再発して欲しいですなあ・・・

Ormandy & Philadelphia, Live in MOSCOW 19582009年09月09日 23時16分

Melodiya M10 47161 006
露MELODIYA M10 47161 006 (LP)
Live Recordings of Outstanding Musicians
Brahms Symphony no.1
Eugene Ormandy & The Philadelphia Orchestra
recorded 1958年5月29日
Live in Grand Hall of the Moscow State Conservatoire

最近、カラヤン・ベルリンフィルの1969年モスクワ・ライヴが新生メロディアからデジパック仕様CDで発売されていますが、オーマンディ・フィラデルフィア管弦楽団の1958年モスクワライヴも同じように発売してくれないかな・・・と思ってます。

新生 露MELODIYA
http://www.melody.su/
http://en.wikipedia.org/wiki/Melodiya

ただ、ロシア・メロディアの原盤管理は複雑な事情があるようで、過去にメロディアが出していた音源であっても現在は出せない・・・ということも少なからずあるようです。この辺りの事情は下記をどうぞ。

アルファベータ クラシックジャーナル036号「メロディアの真実」
http://www.alphabeta-cj.co.jp/cla_j/claj_036.html

1958年モスクワライヴについては、現在もモスクワ音楽院からその一部がCD化され発売されています。

Moscow State Conservatoire
http://www.mosconsv.ru/

SMC CD 0038
- Great Artists in Moscow conservatoire,Eugene Ormandy
http://www.mosconsv.ru/english/library/records/details.phtml?75

2003年末から2004年にかけて、SCORA CLASSICS(発売元:(有)アルブレー)より、モスクワ音楽院でのこれらの演奏会ライヴのアーカイヴが一挙に6枚もCD化されましたが、現在は入手困難なようです。これらモスクワライブについては下記にまとめましたのでご参考まで。

Glorious Sounds of Music
->The Fabulous Philadelphia Orchestra
under Brilliant direction of Eugene Ormandy.
->Live in Moscow 1958
http://www.ne.jp/asahi/tron/music/LiveInMoscow.htm

さて、このモスクワライヴのブラームス1番、初めてじっくり聴きましたが・・・ライヴ会場の雰囲気と演奏の熱気が凄い迫力ですワ・・・

後年の米Columbiaセッション録音の超弩級演奏もいいですが、こちらのライヴもなかなかのものです・・・これまでモノラル録音のライヴということであまり食指が動かなかったのですが、じっくり聴いてようやく凄さを理解出来ました。

LPはマスターテープの音にあまり細工をせず素直にカッティングした感じですが、一部、明らかにミキサー操作と思われる不自然な音のレベル変動があります。まあ、ライヴ録音だから仕方がないかもしれませんが・・・音のバランスは良く、低音もしっかりしてます。高音の伸びは今ひとつですが・・・

ちなみに、SCORA CLASSICS からはこのブラ1は発売されませんでした。発売元の(有)アルブレーに問い合わせたところ、「マスターテープに一部欠落があることが判明し、CD化の予定は無い」との回答を頂きました。マスターテープの欠落が見つからなければ、今後もCD化の望み薄ということになり、聴きたければメロディアのLPを探すしかなく、残念なことです・・・

このメロディアのLP、オークションでとんでもない高値が付いていたり、そうでなくても競り負けたり・・・と縁がなかったのですが、ある方の好意でCD-Rに焼いてもらい、ようやくこうして聴くことが出来た・・・というわけです。もう何年も前の話になってしまいましたが・・・

Ormandy & Philadelphia, Live in MOSCOW 1958 その22009年09月09日 23時44分

露MELODIYA M10 47183 007 (LP)
露MELODIYA M10 47183 007 (LP)
Live Recordings of Outstanding Musicians
Mussorgsky:Pictures at an Exhibition
Debussy:Nocturnes(Nuages,Fetes)
Eugene Ormandy & The Philadelphia Orchestra
recorded 1958年5月27日と29日
Live in Grand Hall of the Moscow State Conservatoire

also available on CD
SCORACD6
M.Moussorgsky(arr.M.Ravel):Pictures at an Exhibition
J.Brahms:Tragic Overture
M.Ravel:Daphnis et Chloe Suite no.2
recorded 1958/5/28 & 30

SCORACD4
R.Strauss:Don Juan
C.Debussy:La Mer,Nocturnes(Nuages,Fetes)
recorded 1958/5/27,29 & 30

メロディアLPとSCORA CDとでは収録日時が異なりますが、同一音源と思われます。

展覧会の絵とドビュッシーの夜想曲から2曲。これも前回のブラ1と同様、ライヴ会場の熱気に包まれた演奏であっという間に聴き通せてしまいます。

さて、こちらの演奏は過去にSCORAからCD化されていますが、音はLP(から焼いたCD-Rで聴いてますが・・・)の方が臨場感があって、会場の雰囲気や反響も豊かに聴こえます。CDは音が堅くなり、会場の雰囲気も今ひとつで、低音も僅かながら軽くなっているように思えます。

マスターテープが劣化したのか、ノイズをカットしすぎたのか・・・まあ、ヘッドホンで聴けば明瞭に分かりますが、スピーカーではそう差は感じないかもしれませんし、聴けないよりは聴けた方が有り難いので、CDを見かけたらファンの方はゲットした方がいいかも・・・

ヴァン=クライバーンとオーマンディ その42009年09月10日 07時44分

米RCA RCA Red Seal LSC-3238 Dynaflex LP
米RCA RCA Red Seal LSC-3238 No Dog Label, Dynaflex LP (C)1971
Beethoven:Piano Concerto No.3(recorded 1971)
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra

昨日夜から涼しさを通り越して肌寒くなりました。いよいよ秋も深まってきましたか・・・

さて、オーマンディとクライバーンのこの演奏、ベートーベンはあまり興味がないので、LPを持っていたことすら忘れていました・・・クライバーン関係のLPを漁っていたら出てきました・・・

ベートーヴェン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%B3

ピアノ協奏曲第3番(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC3%E7%95%AA_%28%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%29

LP解説に、この曲は プロイセン王国 ルイ・フェルディナント王子に献呈されたとある。紋章は家紋かプロイセン王国の鷲かな?鷲はロシアにも縁が深いしなあ・・・

ルイ・フェルディナント王子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3_%281772-1806%29

プロイセン王国
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E7%8E%8B%E5%9B%BD

LPは傷だらけだったので、レイカで掃除してからターンテーブルに。まあ、スクラッチは多いけどスピーカで気楽に流す限りではまあまあ聴ける。LPの耐久性は大したものだ。

雄弁なピアノパートと大人しいオケ・・・テーマはいいけど今ひとつこうノってこれないというか・・・名曲かどうかもよく分からんけど、きっとそれなりに人気のある曲なのだろう・・・僕にはピンと来ない・・・名曲音痴だからかな・・・では。

オーマンディ・フィラデルフィアのxrcd24 2枚を聴いて・・・2009年09月11日 07時25分

今回の、オーマンディ・フィラデルフィアの xrcd24 2枚には、

Series Coordination:Ryusuke Kozawa(BMG JAPAN, Inc)

と記載されています。

そうです、3回にも及ぶオーマンディ・フィラデルフィアの芸術CD集をプロデュースされた古澤さんが、このxrcdにタッチされているのですよ。

Copland - Billy the Kid & Appalachian Spring その2
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/09/08/4567896

丁寧な修復と新たなミックスダウンで蘇った オーマンディ&フィラデルフィアのシベリウス2番
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/09/05/4563491

それにしても、オーマンディ・フィラデルフィアの芸術CD集だけを見ても、1回目はBMGジャパン、2回目と3回目はBMGファンハウス と社名が変わっており、その後BMGJAPAN・・・、現在はSMEと合併してしまい組織改編の真っ最中・・・かな?

BMGジャパン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/BMG%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3

ここ数年のレコード会社の再編成は驚くべきものがありますなあ・・・

本当に大変な状況かと思いますが・・・でも、今後はColumbiaの音源も含めてxrcd化される・・・なんてこともあるかも・・・勿論、私の勝手な想像ですが・・・

それにしても、2枚目のxrcdがシベリウスの2番とは・・・ピックアップされたのは、もしかしたら古澤さんかもしれませんね・・・だとしたら凄い慧眼ですねえ・・・

ちなみに、最近のクラシックジャーナル(アルファベータ刊)の記事に古澤氏が登場しているのがありますので、よろしかったらどうぞ。なかなか興味深い記事ですよ。

クラシックジャーナル036号
http://www.alphabeta-cj.co.jp/cla_j/claj_036.html
【特集1】メロディアの真実
 →BMGメロディア――ソ連邦崩壊後!メロディアの失われた十年を支えた盟友

クラシックジャーナル034号
http://www.alphabeta-cj.co.jp/cla_j/claj_034.html
耳良仕事人列伝

そういえば、レコ芸2004年4月号の特集記事
「2003~2004年」廉価盤シリーズ~企画者のおすすめBASIC~
「華麗」さに秘められた「真価」
「ユージン・オーマンディ&フィラデルフィアの芸術III」
でも登場されていましたね・・・

最近、レコ芸を整理していて、こういう記事や当時のCMを切り抜いて整理していて、あれからもう5年か・・・と感慨に耽ってしまいましたが・・・

オーマンディ掲示板(http://06.teacup.com/qwh01700/bbs/560)にも書きましたが、今回のシベリウスは、オリジナルの8chマスター(セッション時に回していたテープ?)まで遡ってミックスダウンし直した・・・ということが劇的な音質向上につながったと思います・・・見方を変えると、1972年のミックスダウンに問題があったとも言えます。

RCA Red Seal の1968年~70年代前半のLP・CDは、音質が今ひとつ・・・と思えるものが少なからずあるのですが、それは当時のミックスダウンにも大きな問題があった・・・という実例のひとつかと思いますよ、このシベリウスは・・・全てのものがそうであるとは言えませんがね・・・ケース・バイ・ケースですよ。

ちょうど、4chステレオ時代の録音・LP時代でしたし、それもなんらかの影響を与えているのかもしれません。最初は4chステレオLPで出ていた録音ですし。

4chステレオ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA

Quadraphonic sound(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Quadraphonic_sound

今回のシベリウスと同じように、オリジナル・マスターに遡って丁寧にミックスダウンをやり直すことで、評価がぐっと変わるものも出てくるかもしれませんね。今まででもそのような実例に結構遭遇してますし。

ただ、残念ながらマーラーの「復活」についてはCD解説にもあるとおり、オリジナルの4chマスターまで遡ってミックスダウンをやり直していますから、これ以上を望むのは無理でしょう・・・残念ながら・・・では。

LONDON BY NIGHT2009年09月11日 08時00分

Liberty LRP3105 - LONDON BY NIGHT
LONDON BY NIGHT with Pete King and His Orchestra
http://en.wikipedia.org/wiki/London_by_Night
米Liberty LRP3105(Mono, Stereo LST-7105)

ジュリーと言えば沢田研二・・・ではない・・・私にとってはね・・・

ジュリー in Japan
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%A2%E7%94%B0%E7%A0%94%E4%BA%8C

沢田研二の歌も好きですけど・・・ジュリーといえば、こっちの Julie なのだ。

ジュリー
http://en.wikipedia.org/wiki/Julie_London

Pete King?
http://en.wikipedia.org/wiki/Pete_King_%28saxophonist%29

最初の1枚は・・・もう何年前になるか・・・たまたま ebay のオークションで、Julie の LPを30枚程まとめて出していた人がいて、幸運にも落札出来たのだ。ただ、枚数が多いので、高い航空便ではなく安くて遅い船便で送ってもらった記憶がある。運賃と落札金額はほぼ同じだったような・・・

ebayでは、オーマンディ・フィラデルフィア関係のLP・CD、その他ジャズ・ヴォーカル関係のLPを物色していたものです。もう今はほとんどやってませんが・・・代金を送っても品物が届かないトラブルが重なったので、まあこの辺りが潮時かな・・・潮が引くように手を出さなくなりました。まあ、結構欲しいものは集めてしまったこともありますが、続けていると切りがないとうんざりし始めたというのも理由の一つ。

最初の1枚はジャケットは傷だらけ、LPもキズだらけですが、音はちゃんと聴けたので、まあ満足してましたが・・・CDでは魅力半減どころが激減ですからねえ・・・このジャケットは・・・

んで、2枚目は、つい最近大須のハイファイ堂レコードマートで見つけたもの。

ハイファイ堂
http://www.hifido.co.jp/

女性ヴォーカルに目がないことを見透かしたスタッフに

「女性ヴォーカルが大量入荷しましたのでどうぞ」

と声をかけられてホイホイと・・・

でも、最初このLPを見たときは「もう持っているからいいや・・・」と思って見逃した?のですが・・・家に帰ってよく見ると傷だらけ・・・「そういえば、お店にジャケットの綺麗なのがあったぞ?」と思い出して、早速ハイファイ堂に連絡・・・

まだあるとのことで早速取り置いてもらった次第。ジャケットの状態はすこぶる良くて、満足・満足。1stではないし、ロゴも少々変わっているが、愛しのジュリーが綺麗だから、ワタシャこれで充分満足だ。

実はこのアルバムを狙っていた?お客さんが他にもいらっしゃったようですが・・・見たときに買わなければ・・・というのは鉄則ですなあ・・・

傷だらけの(たぶん)1stアルバムには、

TRANSISTORIZED SPECTRA-SONIC-SOUND

と高らか?に、「録音にトランジスタを使用!」と書かれており、真空管から半導体への転換の最中であったことを伺わせますなあ・・・

歌については、何も言うことはありません・・・Julie のウィスパー・ヴォイス・・・これ以上何が要るというのだ・・・

Tchaikovsky - The Swan Lake2009年09月12日 07時15分

米Columbia ML5201
米Columbia Masterworks ML5201(6eyes Label Monophonic LP)
Tchaikovsky The Swan Lake(Excerpts)
recorded 1956
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra

昔繰り返し聴いたLPをふと思い出して聴きたくなる・・・

同じ曲・同じ演奏者の録音がCD化されて、喜び勇んで買って家で聴いてみると・・・違う・・・あの演奏とは・・・何故?・・・

このLPを引っ張り出しターンテーブルに乗せて聴いていると、数年前のあることを思い出してしまった・・・

・・・その方は、昔実家の電蓄で聴いたオーマンディ・フィラデルフィア管弦楽団のチャイコフスキー「白鳥の湖」LPの演奏が好きで、テープにコピーして20年以上愛聴していたそうな・・・たまたまRCAステレオ録音の「白鳥の湖」国内盤CDを見かけて、喜び勇んで買って聴いてみたけど・・・・あの演奏とは違う・・・何故・・・?

・・・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団の「白鳥の湖」は3種の録音があったんですな。

1956年 コロムビア、モノラル録音(未CD)
1961年 コロムビア、ステレオ録音(CD)
1972年 RCA、ステレオ録音(CD)

その方が購入したCDは1972年RCAステレオ録音、昔から親しんでいたのはコロムビア1956年モノラル録音・・・でした。残念ながら、親しんでいたLPのCD化は望み薄であり、2009年現在に至るまでCD化されていません・・・

・・・が、ある方のご好意によりLPからトアンスファーしたCD-Rを入手され「昔から親しんでいた演奏が綺麗な音で聴けるようになった」と喜んでおられました・・・いい話じゃありませんか。

ホームページを開設してから8年経過しました。今はブログが主でホームページを更新することはほとんどありませんが・・・多少なりともこういう事をしていると、たまにはこういうお助けも出来る・・・というお話です。

ちなみに手持ちのLPはジャケット・レコードともに良好で、まだまだいい音で聴けますよ・・・たぶん私より長生きするでしょうね・・・このLPは・・・

では。