THE ENCHANTED WORLD OF THE JOHANN STRAUSS ― 2009年08月08日 08時50分
THE ENCHANTED WORLD OF THE JOHANN STRAUSS
Eugene Ormandy & The Philadelphia Orchestra
RECORD1
↓Side1
-①Tales from the Vienna Woods②Artists' Life③Auf der Jagd Polka
↑Side4
-⑫Emperor Waltz⑬Roses from the South⑭Perpetual Motion
①Toni Noichi,Zither solo
RECORD2
↓Side2
-④Vienna Blood⑤Tritsch Tratsch Polka⑥The Blue Danube⑦Thunder and Lightning Polka
↑Side3
-⑧Voice of Spring⑨Where the Citrons Bloom⑩Annnen Polka⑪Treaure Waltz
also available on CDs
日BMGファンハウス BVCC-38115(①②③④⑥⑦⑧⑩⑫⑬)
日BMGファンハウス BVCC-38128(⑤⑭)
米BMG/RCA Classics Classical Navigator 74321 24025 2(①④⑥⑧⑨⑪)
「ヨハン=シュトラウスの魅惑の世界」というタイトルかね、こりゃ。
解説なし、シングルジャケットに2枚のLPをそれぞれ紙製スリーヴに入れた放り込んだだけのバジェット盤。アメリカのクラシック盤はこういう廉価盤はおおいようだけど、日本では見たことないなあ・・・レコードを消耗品扱いしていたアメリカと貴重品扱いした日本の違いかな・・・
レコードラベルは「横犬」"Sided Dog"である。ちなみに、RCA Living Stereo 時代の「影犬」"Shaded Dog" は音が良くて貴重ということで、結構高値がつくらしい。1枚数万円という盤も見たことがある。その後は白犬 "White Dog"になり、1968~1969年年頃、RCAのロゴも変わり、ラベルからニッパー君の姿が消える("No Dog")が、1970年代後半に「横犬」"Sided Dog"として復活する。
どうも、RCA Records は1960年代末から「ニッパー君」を商標として持て余していたような感じである。RCAのロゴが変わった後も暫くニッパー君をジャケットに登場させたり、ジャケットから姿を消したかと思えばラベルで復活するし・・・良く分からん。
日本のRCA盤は日本ビクターがニッパー君を押さえて使えないので、LP時代ずっと"No Dog"だったが・・・
このあたりは下記をご覧下さいませ。
Glorious Sounds of Music
-RCA & RCA Victor Red Seal Analog Discs
http://www.ne.jp/asahi/tron/music/RCADisc.htm
話が犬になってしまった。シュトラウスに申し訳ない。
で、この2枚組LPで、オーマンディ/フィラデルフィアのJ.シュトラウスは殆ど網羅出来る・・・ということになるお買い得盤である。一応、全てCD化されているの・・・かな?CD化されてもあちこち分散しているのでややこしい。
ちなみにこのLPもオートチェンジャー仕様だけど、どっから聴いてもそう大差はない。横犬の盤は結構しっかりしており、ダイナフレックス盤のペナペナさとはえらい違いである。
では、このへんで。
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