Eugene Ormandy 30th Anniversary Season - Beethoven The Nine Symphonies その2 ― 2009年08月02日 06時25分
まあ、評論家は放っといて、本題に戻りましょうか・・・
このLPは有り難いことに面割りが通常、つまりオートチェンジャー用ではないので、取り扱いやすい。面割りは下記の通り。
RECORD1 Side1 1番, Side2 2番
RECORD2 Side 3-4 3番
RECORD3 Side5 4番, Side6 5番
RECORD4 Side7-8 6番
RECORD5 Side9-10 7番
RECORD6 Side11 8番, Side12 9番
RECORD7 Side13-14 9番
まあ多少詰め込みカッティングではあるけど素直な面割りだと思う。盤を跨いでいるのは9番だけだが、これは仕方ない。
合唱は詰め込めば1枚でもカットできるから、7番と8番を1枚にカットすれば6枚組に出来たかもしれない・・・がそこまでやると音質劣化も相当だから、この程度に収めた・・・ということかな。
このLPが発売された年は(P)(C)表示がないので分からないが、録音年及び、オーマンディのフィラデルフィア管弦楽団音楽監督就任30周年記念のマークが付いているから、1968年前後と思われる。(写真参照)
ブックレットもオーマンディの写真を大きく載せているから、このLPは30周年記念にあわせて企画されたのかな。マーラー10番交響曲のLPもこのマークが付いていたし。
さて、肝心の演奏について。実にオーソドックスで奇を衒わず正攻法による充実した演奏・・・というところですかな。まあ、ベートーヴェンはそう好きな作曲家じゃあないし・・・
でも、7番にオーマンディ独特の楽譜の手入れがあったりと、やはり19世紀の伝統を受け継いだマエストロですから一筋縄ではいかんですわ。
これを書いている間に1番から4番まで聴きましたが、耳にすっと入ってきて、抵抗感がありません・・・ってこれは某U氏の受け売りですが、ま、こんな感じですわ。
では。(了)
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