オーマンディ&フィラデルフィアのBlu-spec CD2009年07月10日 05時35分

オーマンディ&フィラデルフィアのBlu-spec CD が色々出るみたいですな・・・

Blu-spec CD
http://www.blu-speccd.jp/

以前、あまりのCDの種類の多さに ? でちょっと調べたんですが・・・

最近の音楽CD(とその類)はいったい幾つあんの?
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2008/12/27/4029019

まあ、ともかく廃盤というか在庫がなくなって入手困難になってたCDが再リリースされるのは悪いことではありませんな。

既に、バーンスタインのショスタコ5番との組み合わせで、マと組んだチェロ協奏曲が出てますが・・・

チェロ協奏曲第1番 ヨーヨー・マ、オーマンディ
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=SICC000020004

どうやら9月30日発売予定の「Blu-spec CD(TM)によって蘇る、RCA Red Sealのアナログ黄金期の名盤!」というシリーズものらしいですな。ざっとリストアップすると・・・

R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」& メタモルフォーゼン
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020018

R=コルサコフ:シェエラザード&ボロディン:ダッタン人の踊り
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020015

コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」、プロコフィエフ:「キージェ中尉」&ストラヴィンスキー:「火の鳥」
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020019

チャイコフスキー:交響曲第5番
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020013

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」&スメタナ:モルダウ
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020012

ビゼー:カルメン&アルルの女組曲
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020016

マーラー:交響曲第1番「巨人」& R.シュトラウス:ばらの騎士
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020014

レスピーギ:ローマ三部作
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020017

火祭りの踊り~華麗なるフィラデルフィア・サウンド
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020020

SME のアーティスト検索(Ormandy/Philadelphia)もついでに・・・
http://www.sonymusicshop.jp/smdr/sms/shop/goods/artist_goods.aspx?artist=80009079

というところですかな?・・・では。

Ormandy & Philadelphia - 1812 Overture & Wellington's Victory2009年07月10日 07時50分

RCA SRA-2770
ビクター音楽産業/RCA Red Seal SRA-2770(LP)
Originally released as 米RCA Red Seal LSC-3204
also available on CD BMGファンハウス/RCA Red Seal BVCC-38126
Tchaikovsky : 1812 Overture, Beethoven : Wellington's Victory
Eugene Ormandy / The Philadelphia Orchestra

音楽のこととはいえ、最近戦争づいてるなあ・・・
※「さいきんせんそう」で変換したら最初に「細菌戦争」と出てしまった・・・ナニを考えている>ATOK

まあ、セミの声を聴きながらレコードを聴くのもなかなかおつなもの・・・夏だなあ・・・キンチョウの夏、日本の夏・・・

キンチョウ
http://www.kincho.co.jp/

これは、プロデューサー Max Wilcox にとっての、Ormandy/Philadelphia との最初の録音である。1970年11月16日に行われたセッションにより、この2曲が収録されている。スケジュールの都合上、最初に1812年の合唱が入る箇所(最初と最後のクライマックス)を録ったそうな。(BMGファンハウス/RCA Red Seal BVCC-38125 の解説より)

LP,そしてCDの、Max Wilcox による ライナーノーツ もなかなか面白い。セッション録音の「戦場」みたいな模様がよく分かる。アルバムには、

SUPER STEREO FOR THE '70s
A spectacular using the newest
multi-channel recording techniques

とあり、マルチトラックレコーダーによる録音がこの当時はまだ珍しかったのだろうか・・・。このセッションには、2台の8trackテープレコーダー2台と16台のドルビーA-301ノイズ・リダクション・ユニットを使用している。ドルビーも導入されて間もない頃だったのだろう。

ドルビーノイズリダクションシステム(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%AA%E3%83%80%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

そういえば、カセットテープのドルビーも懐かしいなあ・・・

1812年の冒頭はロシア聖歌「神よ、民を救い給え」で始まる。カラヤン/ベルリン・フィルの録音もそうだったかな。大砲の音は電子音合成によるもの(エレクトリック・キャノン)で、オーディオファイル向けではないが安心して聴ける。

ロシア正教(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E6%AD%A3%E6%95%99%E4%BC%9A

演奏はどっしりとして重心が低く、ど派手な効果を期待する向きには物足りなが、語り口のうまさには唸らされる。やはりこのコンビは凄い。

ウィルコックスはLPジャケットの謳い文句とは裏腹に「結局、ナチュラルなバランスが一番なのである」と書いており、RCA Red Seal の方針との微妙な齟齬がなんとなくおかしい。

最初に大砲が轟くところは、オケの音量が若干下がり(編集とミキシングによるものか)、大砲をクローズアップしているが、スピーカーが心配になるほどの大音量ではない。とはいえ、結構良い感じで「大砲」している。

「ブラス」と「教会の鐘」と共に合唱が活躍するのは珍しいかな?この合唱は大砲をぶっ放している最中も歌っており、こういう演出は他には無いのでは・・・と思う。

「ウェリントンの勝利」も大砲はエレクトリック・キャノンであるが、銃の音はパーカッションの「カラカラ」とする音(楽器は不明)で代用されており、ハッキリ言ってしょぼい。これも電子音合成すれば良かったのに・・・

非常にオーソドックス?な演奏による1812年と「ウェリントンの勝利」で、当時のオーディオブームに逆行するような演奏と音作りが微笑ましい・・・が収録からほぼ40年後の現在の耳で聞くと、ウィルコックスの言葉ではないが「結局、ナチュラルなバランスが一番なのである」ということだろう。

ちなみにこの2曲、1988年に一度CD化されている(米BMG Music/RCA VICTROLA 7731-2-RV)が、この際、「ウェリントンの勝利」はエレクトリック・キャノンの音を置き去りにしてしまったようで、しょぼい「カラカラ」マスケットしか入っていない「珍品」に仕上がっている。

ま、それはさておき、この1812年と「ウェリントンの勝利」の背景をいろいろ考えて想像しながら聴くとより楽しめると思う。

「・・・前半はビトリアの戦いを再現したもので、左右からそれぞれの行進ドラムと進軍ラッパに続いてイギリス軍を表す「ルール・ブリタニア」とフランス軍を表すフランス民謡「マールボロ将軍は戦争に行く(マールボロ行進曲)」"Malbrough s'en va-t-en guerre"が現れ、激しくぶつかり合い、やがてフランス軍が撤退していく(短調にアレンジされたマールボロ行進曲)。後半はイギリス軍の勝利を祝う華々しい凱歌(イギリス国歌の変形、原型も顔を出す)となっている。」(wikipedia「ウェリントンの勝利」より)

マールボロというと、タバコのブランドを連想してしまうが、マールバラ公という貴族なんですな。欧米の貴族の系譜と歴史は奥が深すぎて狂気の世界だからよ~わかりまへんが・・・

(マールボロ行進曲)」"Malbrough s'en va-t-en guerre"(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Marlbrough_s%27en_va-t-en_guerre

マールバラ公(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A9%E5%85%AC

マールボロ (タバコ)(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%AD_%28%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3%29

これがこの曲の「フランス軍」のテーマなんですな。ベートーヴェンの時代には結構歌われたんかしらん?もう一方のイギリス軍の方は愛国歌『ルール・ブリタニア』(Rule, Britannia!, 統べよ、ブリタニア)である。

ルール・ブリタニア(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%A2

この2曲をうまく使って、イギリス軍がフランス軍を敗退に追い込む描写のうまさは流石ベートーベンというところか。さりげなく、"God Save the Queen "を挿入しているのもニクイ。

女王陛下万歳(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E9%99%9B%E4%B8%8B%E4%B8%87%E6%AD%B3

ちなみに、この曲が初演された1813年から2年後の1815年、ワーテルローの戦いでナポちゃんはコテンパンにやっつけられる羽目に・・・

ワーテルローの戦い(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84

この戦いの後で、何故ベートーベンが「ワーテルローの勝利」という曲を作らなかったのかは謎である。「ウェリントンの勝利」が好評だったのだから、もう一発当てることも出来ただろうに・・・

一方、チャイコの1812年の方は、「ロシア聖歌」「神よツァーリを護り給え」と「ラ・マルセイエーズ」のバトルで、これまたチャイコの作曲技法の巧みさが光る。

ラ・マルセイエーズ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%BA

神よツァーリを護り給え(ロシア帝国国歌)(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E3%82%88%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%92%E8%AD%B7%E3%82%8A%E7%B5%A6%E3%81%88

この時代とこの2曲、一度はナポちゃんにやっつけられて復讐心にかられた「戦争論」のクラウゼヴィッツがロシア軍の戦争顧問として登場したり、それを描写したトルストイの「戦争と平和」があったりと、色々絡みがあってなかなか興味深い。

カール・フォン・クラウゼヴィッツ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84

戦争論 (クラウゼヴィッツ)(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89%E8%AB%96_%28%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84%29

この「戦争論」を真理と信じ込んで戦争ビジネスに邁進している奴らが多いから、世の中から侵略や戦争が無くならん・・・困ったことである。ちったあ反省せい>クラウゼヴィッツ(同姓の別人さん、いたらごめん)

レフ・トルストイ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A4

戦争と平和(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%A8%E5%B9%B3%E5%92%8C

ロシアもドイツもフランスも奥が深いなあ・・・んでは。

名フィル定期:真夏の夜の夢2009年07月11日 11時20分

昨日、名フィルの第360回定期演奏会を聴きました。

名フィル第360回定期演演奏会
https://www.nagoya-phil.or.jp/concerts/2009/c_360.html

今年はフェリックス・メンデルスゾーンの生誕200だそうな。

フェリックス・メンデルスゾーン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3

それにちなんで、今回の定期は 「メンデルスゾーン生誕200年記念プログラム」 ということで、プログラムは下記の通り。

Overture "Die Hebriden"(Die Fingalshohle)
Symphony no.4 "Italian"
Incidential Music to "A Midsummer Night's Dream"

演奏者の面々は・・・

指揮:鈴木雅明
BACH COLLEGIUM JAPAN ( http://www.bach.co.jp/ )

語り:毬谷友子( http://www.mariyatomoko.com/ )
ソプラノ:柏原奈穂( http://www.naho-mio.mine.nu/ )
ソプラノ:松井亜希

合唱:愛知県立芸術大学女声合唱団(合唱指揮:長谷順二)

こぢんまりした2管編成のオケで「フィンガルの洞窟」序曲が始まった。音が小さいなあ・・・と最初は感じたが、聴き進むにつれ、耳が慣れてきたのか、あるいはオケの調子が出てきたのか、響きが豊かに感じられようになってきた。

こぢんまりした編成に相応しいきびきびと曲を纏め上げていた。前半プログラムは寝不足でウトウトしながら聴いていたがなかなか良かった。

後半は「真夏の夜の夢」全曲。レコードでほぼ全曲(一部省いた抜粋)を聴いているので音楽には馴染みがあるが、実はストーリーをよく知らなかった。

昔、ガラスの仮面に出てきた、北島マヤ扮するパックが活躍する「真夏の夜の夢」・・・あれがコレだったと今更気がついた・・・シェークスピアの戯曲なんて読んだことないしな・・・ちったあ文学読めよ>ワシ

ガラスの仮面(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%BB%AE%E9%9D%A2

そういえば、最近連載を再開したと聞いたが・・・

ウィリアム・シェイクスピア(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%94%E3%82%A2

夏の夜の夢(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%A4%9C%E3%81%AE%E5%A4%A2

夏の夜の夢 (メンデルスゾーン)(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%A4%9C%E3%81%AE%E5%A4%A2_%28%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3%29

これは企画の勝利だな・・・特に毬谷友子の語りが良かった。流石に舞台をやっているだけあって、キャラクターの演じ分けや立ち振る舞いが素晴らしい。なんとなくおぼろげだった戯曲の中身を確認しながら音楽に没頭出来たし、二人のソプラノと合唱も良かった。

それにしても、語りはPA(今はSRと言うのか?)で拡声しているのだが、ハウリングを起こさず、声の質も良かった。最近のPA技術は大したモンだ。

PA(Public Address)(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Public_Address

オケは・・・ブラスはちょっとキズが多かったし、夜想曲はもう少しテンポを落として幻想的な雰囲気が欲しい(これは指揮者の責任だな)・・・と思うところもあったが、全体としては上出来だったと思う。最後のライティングの演出も良かった。やるじゃん!>名フィル

んでは。

Ormandy & Philadelphia - Mendelssohn's "A Midsummer Night's Dream"2009年07月11日 11時55分

RCA Red Seal ARL1-2084(LP)
米RCA Red Seal ARL1-2084(LP)
also available on CD BMGファンハウス/RCA Red Seal BVCC-38285
Felix Mendelssohn-Bartholdy
Incidential Music to "A Midsummer Night's Dream" Op.21 & Op.61
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
Murray Panitz(Fl),Mason Jones(hrn)
Judith Blengen( http://en.wikipedia.org/wiki/Judith_Blegen )
Frederica von stade( http://www.fredericavonstade.com/ )
Women's Voice of the Mendelssohn Club of Philadelphia
(Direction:Robert Page, http://www.mcchorus.org/ )

昨日の名フィル定期を聴いて、久しぶりにオーマンディ&フィラデルフィアの名盤「真夏の夜の夢」をLPを聴いた。

CDでは何回も聴いたが、LPは今回が初。未開封のと中古のLPを何年か前に入手していたのだが、一度封を開けて中身を確認しただけで、クリーニングもせずそのまま放ったらかしにしていたので、今回ちゃんと聴くことにしたのだ・・・が・・・

未開封なのに、レコードに付着しているホコリやゴミが多いこと。どういう品質管理をしてたんだと言いたくなる状態である。新品なのでキズも多い・・・で、こういう未開封品で気をつけなければならないのは、プレスミスや反りである。生憎このLPも、プレスミスか或いは高温に晒されたのが原因と思われる、両面冒頭数分のノイズや反りが目立つ。

中古の方もホコリやゴミ、そしてキズも目立つが、反りは少ない。クリーニングしたらイケルかな・・・

まあ、気にはなるけど再生不能という程酷くもないから我慢する・・・が、国内盤LPでは考えられないほど杜撰な管理で製造していたのだなあ・・・まあ、向こうはレコードは消耗品扱い程度のモノだから仕方ないか・・・ちなみに、レコードラベルはこの時期独特の Sided Dog である。

演奏は期待に違わぬ出来であり、円熟のピークにあったマエストロとオーケストラによる、幾分ゆったりとしたテンポ運びによるどっしりとした音楽作りと語り口の旨さは流石というべきか。

LPの Producer's Note(J.David Saks)には、 マエストロ と プロデューサー(Jay David Saks)が「真夏の夜の夢」の2つの歌曲を英語と独逸語どちらで歌うかを検討した経緯が記載されており興味深い。また、とじ込みとして、 Geroge R. Mark(何故シェーンベルクが出てくる?) によるエッセイと歌詞(独逸語、英語対訳付き)が付いている。

これらの貴重な資料はCD化の際には省かれてしまうことが多く残念である。オリジナルLPはこういう点で貴重であり、資料として楽しめるから・・・場所はとるけど。ソプラノ二人の写真もあるし、ジャケットの絵の出所もきちんと記載されていて、製作に手間隙かけているのが解る・・・最近のアルバムではこういうことは出来ないだろうから余計貴重である。

んでは。

Beat it!2009年07月12日 09時52分

Michael Jackson : Thriller
Produced by Quincy Jones
EPIC SONY 25・3P・399 ( (C)1982, LP)

昨日中古レコード屋で、マイケル=ジャクソンのスリラーのLPを見かけた。千円也。帯付きでLPの状態もすこぶる良い。

マイケル=ジャクソン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3

それにしても、マイケル(ロシアはミハイル、フランスはミッシェルか・・・)という名前は多いなあ。大天使ミカエルもあきらめ顔かいな・・・

ミカエル(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AB

そういえば、マイケルの音源は一枚も持ってなかったな・・・ということで、ストック?の1枚に・・・

クインシー=ジョーンズがプロデュースしたアルバムと明記されている。

クインシー=ジョーンズ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA

Thriller と Beat it くらいは知っているし、メロディーも覚えている。実家のような田舎でも聞こえてきたくらいだからねえ・・・

そういえば、昨日は東京都議選だったねえ・・・なんか、Thriller と Beat it の歌詞がこの選挙を取り巻く状況と奇妙にマッチしているような気がするが・・

このレコードは帯に SOUL とある。これは「ソウル」だったのか?と一瞬思ったが、僕自身「ソウル」と言われても漠然としたイメージしかない。ということで、wikipedia で調べてみると・・・

ソウルミュージック(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF

・・・なんか良く分からんが・・・

マイケル=ジャクソンと関係ないが、この当時「アーノルド坊やは人気者」というコメディーをテレビで見てたなあ・・・

アーノルド坊やは人気者(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%89%E5%9D%8A%E3%82%84%E3%81%AF%E4%BA%BA%E6%B0%97%E8%80%85

「冗談は顔だけにしろよ」というのが忘れられん・・・というか、いまの状況がそう言いたいことだらけだからなあ・・・ちなみに、wikipedia によれば、

「オリジナル英語版では"Whatchoo talkin'bout, Willis?"(お前何言ってんだよ、ウィリス?)といい、この番組のトレードマークになった有名な台詞である。」

だそうであるが・・・また、wikipedia によれば、子役を演じた3人のその後はドラマのようにはいかなかったそうな・・・

1982年当時のライナーノーツには、これからのマイケルへの期待が素直に書かれていた・・・まあ、人間どうなるかワカランねえ・・・

んでは。

ヤンマだ アゲハだ マメゾウだ2009年07月14日 07時30分

COLUMBIA SCS-513 ( (P)1973・4, STEREO 45rpm)
COLUMBIA SCS-513 ( (P)1973・4, STEREO 45rpm)
テレビ漫画 ミクロイドS から
「ミクロイドS」「ヤンマだ アゲハだ マメゾウだ」

都議選が終わり、都知事と自民党がお互い責任の押し付け合いをして実に滑稽である。学校の先生の生きた教材であろう・・・

「『責任の押し付け合い』とはこういうことを言うのです。こういう大人になってはいけませんよ」

・・・と、子供を諭すのが正しい教育だと思うが・・・断崖絶壁なのはこっちの生活であって、内閣なんぞ、はよ潰れて作り直すがよい。いくらでも取り替え可能であることは既に実証済みなのだから・・・単なる交換可能部品という意識を持つと、政治の見方も変わるわよ(キューティーハニー調で)

キューティーハニー(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%8B%E3%83%BC

そういえば、キリンとサントリーが統合するとかしないとか・・・肝心のビールやウィスキーの味は良くなるのかなあ・・・組織の大きさと製品の質は反比例という一般原則を覆せたら大した物だが・・・

スペースシャトルも発射するらしい・・・

スペースシャトル(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%AB

最近発射するのが北朝鮮のロケット(ミサイル?)ばかりだったからねえ。エンデバーというとエプソンのパソコンのブランドだわな・・・このブログもエンデバーのノートPCでタイプしてるし・・・縁は奇なり・・・か?(言語明瞭意味不明瞭・・・)

言語明瞭、意味不明瞭(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E4%B8%8B%E7%99%BB

wikipediaは偉大だ・・・こんな下らんことまでちゃんとフォローしてるワ・・・

閑話休題、ミクロイドSに戻りまショ

ミクロイドS(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89S

TOEI ANIMATION - ミクロイドS
http://www.toei-anim.co.jp/lineup/tv/microid_s/

アニメの内容はぼんやりとした記憶の彼方ではあるが、この主題歌はハッキリ頭に焼き付いている。

何故か実家にあった リコー マイティーチャー という機械にテレビの音声を録音して繰り返し聴いていたから・・・

ドウニモトマラナイ - マイティーチャー
http://lovelovelicca06.web.infoseek.co.jp/9002myt.htm

懐かしいなあ・・・A4サイズの紙に磁気塗料を塗って、回転ヘッドがスパイラル上に音声を記録・再生するというシロモノで、カセットテープが普及する前の徒花?のような商品であったと記憶している。

消去はシートを磁石でランダムに擦って行ったような・・・「消磁」の化学実験だ。そういえば、大人の科学でワイヤー録音機が出てたな・・・

大人の科学 vol.23 ポールセンの針金録音機
http://otonanokagaku.net/magazine/vol23/

教育用の録音済みシートも結構沢山あったような・・・結構教育熱心だったんかね、ウチの両親は。でも最終的には子供の格好のオモチャになってしまったような・・・

ま、それはさておき、あの懐かしい主題歌を聴きたいなあと思っていたら、ちょうど中古屋でコイツを見つけた。早速レジへ持っていったのは言うまでもないことであった。

オープニングはテレビと若干異なるフルサイズだが、エンディングはテレビで流れた物と全く同じであった。特に、エンディングは弦楽合奏の実に美しいメロディが印象的でハッキリ脳裏に焼き付いていて、これがドーナツ盤からスクラッチ・ノイズ付きで流れてきたときは感無量・・・

作詞は阿久悠、作曲は三沢郷、演奏はヤング・スターズである。

阿久悠(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E4%B9%85%E6%82%A0

三沢郷(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B2%A2%E9%83%B7

放映後から37年後にようやく作曲家が誰かを知ったわけであるが、1976年に日本を離れアメリカに拠点を移したせいもあってか、ようやく最近になって再評価がなされたそうな。

つい最近リリースされたミクロイドSのCDの解説にそのあたりの事情を腹巻猫とゆー人が詳しく書かれている。

手塚治虫作品集 「ミクロイドS」ORIGINAL SOUNDTRACK
http://columbia.jp/prod-info/COCX-35539/

腹巻猫の劇伴倶楽部
http://www3.airnet.ne.jp/haramaki/gekiban/

腹巻猫の劇伴BLOG -
手塚治虫作品集「ミクロイドS」「ジェッターマルス」発売!
http://gekiban.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/s-7056.html

また、作曲家三沢郷に焦点を当てたCDも出ている。

TV AGEシリーズ 三沢郷大全 GOH MISAWA SONGBOOK
http://columbia.jp/prod-info/COCP-35285-6/

ちなみにこのミクロイドSのエンディングはキー局の放送の都合でアップテンポバージョンが作られて、キー局ではそれが放送されていたそうだ。ローカル局では流れなかったそうで、僕もそのCDで初めて聴いた。

ちなみに、手持ちのドーナツ盤のエンディングは当初のもので、これも発売途中でアップテンポバージョンに差し替えられたそうな・・・運良く当初バージョンに当たって良かった。

また、手塚治虫の原作漫画のタイトルは「ミクロイドZ」だったのが、スポンサーの都合もあってか「ミクロイドS」になったというエピソードもあり、その幻となった「ミクロイドZ」の歌も収録されている。37年目の真実・・・かな。

オープニングとエンディング、両方とも良く聴くと、1曲で完結するドラマ(劇)になっていて、今更ながら三沢郷の作曲技法の妙に感心させられてしまう。

興味ある方は如何?

心を忘れた科学には・・・2009年07月15日 08時00分

鉄腕アトム・音の世界 大野松雄
鉄腕アトム・音の世界 大野松雄
販売:ビクターエンターテイメント
発売:(財)日本伝統文化振興財団 VZCG-712(CD)

昨日ブログで都議選の事に触れたが、友人から「都知事の言うこともそうまちがっていないよ」とのコメントをもらった。

確かに、自民・公明だけじゃなく、民主も都知事の政策に賛成してたしね。今にもひっくり返りそうな変な名前の銀行とか、猛毒で汚染されている場所への築地魚市場の移転とか・・・オリンピックもあったっけ

確かに、知事にしてみりゃ「いままで賛成してたくせに・・・」という想いはあるだろうねえ。反対してたのは、共産と社民くらいかな・・・でもこの2つの政党は議席を増やすことは出来なかったし・・・ということは、都民としては都知事の政策には賛成なのかな?

都議選の投票率は「・・・54・49%で前回05年選挙より10・50ポイント上回った。投票者数も127万人余り多い570万5441人に達し、・・・」(毎日jpより)とあるが、棄権した45%の人が投票したらどうなっていたんだろうね。

まあいいや、本題に入りましょ。

ミクロイドS の オープニングの歌詞で、「心を忘れた科学には・・・」に続く歌詞はなかなか意味深いものがある。

1番は「しあわせ求める夢がない」
2番は「地獄の夢しか生まれない」

そうだなあ・・・

しあわせ求める夢がない(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%B7%A5%E5%AD%A6

・・・まあ、道具は道具。やはり悪い人間が道具を悪くするということかな・・・道具自体に罪はないわ・・・包丁だって使い方次第だしなあ・・・

「地獄の夢」とは・・・コレだな。

地獄の夢(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0

地獄の夢 その2(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%80%9F%E5%A2%97%E6%AE%96%E7%82%89

地獄の夢 その3(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB

究極の「地獄の夢」(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Human_radiation_experiments

プルトニウムは、冥王星にちなんで命名されたそうだが、冥王星にその名前をつけたのはイギリスの少女だったそうな。冥府の王(ハーデス)に対応する名前として、Pluto と名付けたそうな。

冥王星(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Pluto
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A5%E7%8E%8B%E6%98%9F

正に「地獄の夢」に相応しい命名となってしまったわけだが、当時の少女が現在の地獄を見越して命名したら大した物だ・・・

地獄の夢(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Plutonium

ここまで来ると、ミクロイドSには荷が重すぎる・・・彼らはミクロの世界が限度だから・・・原子(アトム)の世界となると・・・

鉄腕アトム(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E8%85%95%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A0

だな。でも、アメリカでは

Astro Boy(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Astro_Boy

なんだよね。アトムボーイだと回転寿司になってしまう。

アトムボーイ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A0_%28%E5%9B%9E%E8%BB%A2%E5%AF%BF%E5%8F%B8%29

鉄腕アトムといえば、最近面白いCDが出た。(財)日本伝統文化振興財団から発売されている。大野松雄氏による先駆的な電子音響による「鉄腕アトム・音の世界」というCDである。

鉄腕アトム・音の世界
http://search.japo-net.or.jp/item.php?id=VZCG-712

財団法人 日本伝統文化振興財団
http://www.japo-net.or.jp/

大野松雄(はてなキーワード)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%E7%CC%EE%BE%BE%CD%BA

なんでも、「1975年にコジマ録音からLPレコードで発売され、続いて1979年にビクターからLPで再発。1998年にワーナーミュージック・ジャパンから初CD化された際は、マスターテープ不明のため、LP盤から起こした音で収録されていた」そうだが、今回のは当時のマスターテープがひょっこり出てきて、その音源が使われているのだそうな・・・

コジマ録音
http://www.kojimarokuon.com/

これはなかなか面白い。便利な道具が無い時代に、いかに創意工夫して新しい音を生み出せるか・・・というチャレンジャブルな試みがよく分かる。冨田勲氏もそうだったもんねえ。

まあ、それにしても、心を忘れた科学が蔓延る現在だからこそ、学研には頑張ってもらわんとイカンなあ・・・頼むよ!

心を忘れない科学
http://otonanokagaku.net/

んでは。

ピアニッシモ・・・2009年07月16日 08時10分

上田知華+KARYOBIN
上田知華+KARYOBIN
Warner Pioneer L-10151E( (P)1979.5, LP)

朝6時、蝉の声が・・・・あ~やかまし!

ホント、規則正しく鳴いてくれるわ・・・お昼にピタッと止むのも不思議だ・・・

最近自宅で音楽を聴くと、ジャンルを問わず蝉のBGM付きとなってしまう・・・夏だなあ・・・

音楽だけでもピアニッシモでいきまひょか・・・

ちょっと世に出るのが早すぎたユニットかな・・・ピアノ&ヴォーカル+ストリングカルテット という組み合わせは・・・

楽曲は上田知華と樋口康雄、良い曲が揃ってる。

上田知華(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E7%94%B0%E7%9F%A5%E8%8F%AF

樋口康雄(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%8B%E5%8F%A3%E5%BA%B7%E9%9B%84

「オープン・ザ・ウィンドウ」 はストリングをニューヨーク・フィルの連中が演っているだけあってなかなかいい。

蝉は相変わらず喧しいが・・・

雨・・・2009年07月17日 07時24分

Warner Pioneer L-10161E
上田知華+KARYOBIN[2]
Warner Pioneer L-10161E( (P)1979.11, LP)

夏の朝の雨は助かる・・・

奴ら(蝉)も静か、部屋も涼しい・・・それでも室温は30度を超えたままだけど・・・無料サウナだな。

夜雨が降って、朝晴れてカンカン照りは最悪。蒸し蒸しでかなわん・・・

ちなみに、このカルテットのKARYOBINとは「迦陵頻」から採ったそうな・・・

迦陵頻(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%A6%E9%99%B5%E9%A0%BB

迦陵頻伽(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%A6%E9%99%B5%E9%A0%BB%E4%BC%BD

上田知華+KARYOBIN のアルバムの内、樋口康雄の手による曲の演奏を集大成したCDがULTRA-VYBEより出ている。

上田知華+KARYOBIN 樋口康雄作品集
品番:CD:CDSOL-1082 税抜定価:\2,500 税込価格:\2625
http://www.ultra-vybe.co.jp/catalogue/solidhougaku/neostandards.htm#04

手軽に聴くにはこのCDが良い・・・かな?

かわるわよ・・・?2009年07月18日 07時48分

Columbia Music Entertainment COCC-72028 ( (P)2003,CD )
ANIMEX1200 ( http://columbia.jp/animex1200/ )
No. 28 テレビオリジナルBGMコレクション
キューティーハニー
Columbia Music Entertainment COCC-72028 ( (P)2003,CD )
http://columbia.jp/animex1200/list03.html#28
Originally released as 日Columbia CX-7054 ( LP, 1982)

「自民党をぶっこわす」とのたまって「日本」をぶっこわしちゃたどっかのアホンダラと、マンガ・アニメ好きと称するこれまたどっかのアホンダラ・・・こいつらの黒幕はパンサークローか?・・・頼むぜ、ハニー!

キューティーハニーといえば、夏休みの再放送アニメの定番だったような・・・ぶっ飛んだアニメだったなあ・・・あの変身シーンは目に焼き付いておるわい・・・

キューティーハニー(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%8B%E3%83%BC

TOEI ANIMATION - キューティーハニー
http://www.toei-anim.co.jp/lineup/tv/honey/

「空中元素固定装置」という、永井豪テイストの装置が出てくるのもなにやらSFチックだったような・・・

永井豪(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E4%BA%95%E8%B1%AA

「空中元素固定装置」は実在しないが、ハーバー・ボッシュ法による空中窒素固定法は産業として存在している。「空中元素固定装置」の命名の由来はここか?

ハーバー・ボッシュ法(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E6%B3%95

窒素固定(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AA%92%E7%B4%A0%E5%9B%BA%E5%AE%9A

肥料の三大要素は「窒素・リン酸・カリ」であり、この窒素分を空気から作る(アンモニアとして固定)ハーバー・ボッシュ法は天恵・・・になるはずだったが、残念ながら火薬の原料(黒色火薬だわな)ともなってしまい、またまた「しあわせ求める夢」がない科学になってしまうのであった・・・

肥料(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%A5%E6%96%99

黒色火薬(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E8%89%B2%E7%81%AB%E8%96%AC

閑話休題

「夜霧のハニー」はナベタケさんの名曲だ・・・

ナベタケ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E5%B2%B3%E5%A4%AB

カラオケで歌うとしんみりくるぜい・・・

んでは。