ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、R.シュトラウス と ブラームス ― 2009年04月28日 07時00分
確か、1985年にブロムシュテットとの来日公演を名古屋市民会館で聴いたのかな・・・あれから24年経ったのか・・・
Sächsische Staatskapelle Dresden(wikipedia)
http://de.wikipedia.org/wiki/S%C3%A4chsische_Staatskapelle_Dresden
Sächsischen Staatskapelle Dresden
http://www.semperoper.de/de/staatskapelle/
日曜は オール R.シュトラウス プロで「ドン=ファン」「ティル・・」「英雄の生涯」を、昨日は「ドン=ファン」「ティル・・」とブラームスの4番交響曲でした。指揮は音楽監督のファビオ=ルイージです。
久しぶりに音楽そのものを楽しめた・・・そんなコンサートでした。
時折、オルガンのようなサウンドがふっと立ち上がる・・・これがいぶし銀の「ドレスデン・サウンド」なのかな。
「英雄の生涯」は原典版(エンディングが盛り上がらないヤツ、ミュンヘン・フィルがスコアを所有しているそうな)で、これは初めて聴きました。サヴァリッシュとフィラデルフィアのCDも確かこの原典版で演奏しているとか。
この原典版を聴くと、作曲者が後の盛り上がるバージョンを「国家的埋葬」と皮肉ったのも解らないでもないような・・・でも盛り上がる方が好きだなあ。
濃厚なシュトラウス・サウンド、古典に舞い戻った2管編成によるブラームスの4番・・・堪能しました。
しかし、空席が多いのには驚きました・・・シンフォニーホールの2階席、県芸ホールの3階席は半分以上空いていると言う惨状・・・その分サウンドは良かったのかな?
・・・不景気なのか、価格設定が間違っているのか、売り方が悪いのか・・・あれではオーケストラが気の毒。半額に下げて席を埋めた方がいいと思うけどなあ・・・勿体無い・・・
では。
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