レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その10(VMWare Player編その9)2009年01月02日 11時57分

(その9からの続き)

(6)ゲストOSインストール Legacy OSの入手について

ようやくゲストOSのインストールまで来ました。(実際はもっと紆余曲折の挙句なんですが、まあそんなアホなことを書いてもしょうがないので・・・)

インストールで一番面倒なゲストOSはMS-DOSかもしれません。既に消滅しつつある Floppy Disk で供給されているOSですから・・・一番の問題は、MS-DOSそのものをどうやって入手するか?ということかもしれません。

私の場合、1994年(かな?もう15年前になってしまった)に購入した 富士通 Deskpower Windows3.1モデル(Windows95無料アップグレード権付)のシステムCD-ROM をまだ捨てずに持っており(本体はもう手元にありませんが)、そのシステムCD-ROMに下記2つのOSが入っています。

・MS-DOS6.2/V(CD-ROMから6枚のシステムFDを作成する)
・Windows3.1(CD-ROMから直接インストール可能)

あと、

・Windows95 CD-ROM upgrade版
・Windows3.11 for Workgroups(DOS/Vパラダイス(※)で入手したFD8枚組)
※今は「ドスパラ」なんですなあ。(http://www.dospara.co.jp/

もまだ手元にありました。これらのOSはMS-DOSが必要なので、まずMS-DOSをインストールする必要があります。

Windows98SEはMS-DOS不要で、OSのCD-ROMだけでブート&インストール出来るもの(勿論、CD-ROMブート出来るPCという前提)ですが、その肝心のOS本体のインストールディスクが手元に無いのです。

Windows98SEノートPC(日立FLORA-これはリース用に使われていた中古購入だから後述するライセンスの話はどうなってるのかなあ?ちゃんとしたパソコンショップで購入してますが・・・)はあるのですが、肝心のOS本体のインストールディスクが無いのです。(工場出荷時の状態に戻すリカバリーディスクのみ付属)これではしょうがないので、オークションでOEM版のWindows98SEを入手しました。

まあ、厳密に言えば、PC本体に付属しているOEM版のOSは他のマシンでは使えないとか他者に譲渡出来ないとか・・・そういうライセンス契約になっている・・・らしいですが・・・。MS-DOS~Windows95迄はそんなにやかましくなかったと思いますが、Windows98くらいからガメツクなったような気がしますが・・・。

それにしても、お金を支払って使用する権利を得たOSであっても、別のPCでは使ってはいけないなんて、あんまりだと思いませんか?ハードウェアには寿命があり、ソフトウェアにも当然寿命はありますがそれはハードウェアに比べれば長いはずなのに、それをハードウェアの寿命で制限してしまうなんて、カチンとくるじゃあ、ありませんか・・・

まあ、OSの互換性さえちゃんと確保されていれば(といってもMS-DOS時代のソフトはハード直叩きが多いからOSの責任とは一概に言えない部分もあったりして)わざわざ過去の(レガシー)OSを引っぱり出す必要は無いのですがねえ・・・

・・・まあ、10年以上前にパソコンが現在のようになるとは(私も)想像すら出来ませんでしたし、過去のことは水に流して(?)、そろそろこういうレガシーOSについては Public Domain か Free にしてもらいたいなあと思います。もう十分元はとったでしょうから、MSさんにはそういう太っ腹な所を見せて欲しいもんです。それが企業の社会的な責任(これも日本では・・・)というヤツではないでしょうか。

・・・閑話休題・・・

まあ、ということで、

・MS-DOS6.2/V(FDD6枚)
・Windows3.1 CD-ROM
・Windows95 CD-ROM upgrade版
・Windows3.11 for Workgroups(FDD8枚)
・Windows98SE CD-ROM

の5種類のLegacy OSを用意しました。USB-FDDも用意しました。これでゲストOSをインストールする下ごしらえは整った・・・かな?(続く)

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